【漫画】「これが毎日…」認知症の父親との同居生活はハプニングの連続 家族の疲れ果てた様子に「辛いよな」の声

退院後、デイサービスの利用がはじまる

仕事をしながら親の介護ができるのだろうか…いつかそんな日々がくるかもしれないと不安に思う人は多い。今回は、仕事をしながら認知症の父親との同居生活を描いた実録漫画を紹介する。


この漫画を描いたのは、「発達障害グレーゾーン」の特性を持つ クロミツさん(@kuromitsu1510) 。「甘え」「怠慢」と世間から疎まれる“生きづらさ”を描いた作品 『灰低 生きづらい+グレーゾーン』 や、脳腫瘍に苦しむ父親の介護生活を描いた『電子書籍と親父の介護』を発表している漫画家だ。

今回紹介するのは、介護を通して家族に向き合うシリーズ 『令和介護録270日』 の17話と18話。父親が病院を退院して数日、いよいよデイサービスに通う日々が始まった。しかし、デイサービスに通えるのは週3日。仕事中に何かあったら…?と不安がよぎるクロミツさんは、ケアマネージャーに相談をする。


ケアマネージャーは「家の中のセキュリティ強化」を提案。父親が漁ってしまうことが多かった冷蔵庫には、そのまま食べても問題がないものを置く、在宅中でも鍵を閉める、といったアドバイス通りにセキュリティ強化に取り組み、予期せぬハプニングをできるだけ防ぐ準備をした。

さらに、デイサービスに行っている間に身辺整理を開始。父親が使っていたものの解約手続きや薬の仕分け…と細かな作業に翻弄されていく。そんななかでも、親戚からは介護生活の様子を伺う電話が鳴り止まない。

さまざまな対応に追われ、ようやく落ち着いて宅配の夕食を食べようとしたとき、父親が「ケンタッキーを食べたい」とつぶやく。


「ふざけんな‼︎」と思わず声を荒げたクロミツさん。しかし今にも泣き出しそうな父親の姿を見て、近くのケンタッキーへと急ぐ。予期せぬワガママも飛び出し、疲労感のあまり言葉が出ないクロミツさんだった。

漫画を読んだユーザーからは、「本当に大変なんだなあ・・・」「辛いよね。これが毎日だもの…」と予期せぬ出来事の連続に苦労を察する声が相次いだ。

介護には予期せぬ出来事が付きもの。認知症ならなおさらかもしれない。同居スタートからハプニング続きの介護生活…、クロミツさんのこの体験は多くの人にとって参考になるだろう。

画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)

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