【漫画】怪奇現象に見舞われた学校 探偵が“華麗に解決”と思いきや、まさかの結末「フラグをへし折る我らのゴリせん」「無言の納得力」の声

学校で起こる怪奇現象の謎を解明しようと、高校生の丹羽出(にわで)少年がネットで噂になっている“謎の事務所”を訪れる。その事務所で出会ったのは、「怪奇と遭遇したモノしか訪れることのできない部屋」に住む芥(あくた)メインと名乗る男。丹羽出の身に起きている“怪奇”に興味を持った芥は、「さぁ!案内してもらおうか!極上の怪奇のいる場所へ!!」と、丹羽出を誘うのだった。
とまあ、こんな風に始まる怪奇ホラー漫画は大抵、1話目で相談者だった少年が、2話以降で助手のポジションに収まるのがお約束なのだが…。



この漫画を描いたのは、“フラグクラッシャー”の体育教師「ゴリせん(※ゴリラ先生)」が主人公の『〇〇で死ぬタイプの体育教師』シリーズを発表している
酒井大輔(@sakai0129)
さん。現在、ヤンマガWebで『ゴリせん』を連載しており、先日、
『ゴリせん~パニックもので真っ先に死ぬタイプの体育教師~(2)』
が発売された人気漫画家だ。
SNS上で公開された本作
『ホラー系少年漫画の第1話で依頼人だったけど第2話から助手になってるタイプの高校生』
は、依頼人の丹羽出少年がネットに書いてあったという謎の事務所の扉を開くシーンから始まる。壁一面が本で埋め尽くされた事務所の中で、部屋主の芥とテーブル越しに向き合う丹羽出。依頼の話をしようとするも、芥が話すのは紅茶の話題ばかり。



「もういいです!帰ります!」と部屋を飛び出そうとすると、丹羽出が体験した怪奇現象をいかにも知っているような口ぶりで話す芥。驚いた丹羽出は怪奇現象の話を始めるのだった。
丹羽出の依頼内容は、学校で見かける“謎の影”の正体を解明したいというもの。丹羽出は初めてその影を見たという屋上へと芥を案内。芥も意気揚々と現場へと向かうのだが――。


場面は変わって、屋上で正座をさせられている芥、丹羽出、そして怪異の3人(?)。どうやら、部外者が立ち入り禁止の屋上に入ったという理由で、怪異もろともゴリせんにこっぴどく叱られている様子。

本作を読んだユーザーからは「もうゴリ先の謎を解いてくれよw」「こいつが一番の化け物」と、化け物にも動じないゴリせんを畏怖する声が多数上がった。「即落ち過ぎてむしろ安心感半端ない」「ゴリ先生の安心感」といつも通りすぎて安心する声も。
怪異にもまったく動じないゴリせん。今後、ゴリせんが何かに恐怖を感じる様子が見られるのか。今後の展開に注目だ。
画像提供:酒井大輔(@sakai0129)