【漫画】「幽霊を信じない人」が体験した真夜中の怪現象に「リアル感増し増し」の声
心霊現象の存在や自分の霊感を信じる人がいる一方、非現実的だと信じない人もいるもの。けれど、信じる信じないと見える見えないは必ずしも一致するとは限らず……。“幽霊を信じない人の体験談”を描いた漫画がTwitter上で反響を呼んでいる。

「幽霊はいない」と語る人が体験した、正体不明の怪現象
GUNDAM.INFO「週刊ガンダムニュース」やHONKOWA「七海さんのおばけ生活」を連載する作家のみつつぐ(
@mitutugu
)さんが自身のTwitterに投稿し、人気を集める漫画「人から聞いた不思議な話を漫画にしてみた」。3月に投稿されたエピソードでは、幽霊の目撃談にまつわる不思議な話が描かれ注目を集めている。
ある日、お酒の席で知り合いの男性に「幽霊って見たことあります?」と聞いた女性。すると男性は「そんなものはいないっ!」と一喝。心霊現象を信じず、「幻」と真っ向から切り捨て熱弁をふるうが、ふと「一度だけ…不思議な事があったな…」と、自身が体験した出来事を語り出す。

男性は若い頃、「幽霊が出る」という噂のあったオフィスで働いていた。当然その頃から霊の存在は信じておらず、怖くもないので1人で残業も平気だったという。
そのオフィスの中で、視界の端にエレベーターが見える席に構えていた男性。乗り降りする人の姿も目の端に捉えていたが、ある時、夜間のためそうそう利用する人もいないはずのエレベーターが何度もやってきて、扉が開いても中には誰にも乗っていないことが続いたのだとか。

さらにエレベーターの扉が開いてから少しすると、センサー式の照明が人影もないのに点灯していたという。男性はその時のことを「不思議だったなぁ~」と振り返るものの、幽霊の存在は「でも信じてないからな」とあくまで否定するのだった。

この作品の投稿にはTwitter上で1600件以上のいいねがつくとともに、ユーザーからは「信じていないだけでもっと多くの不思議体験をしてきたんじゃないのかと思ってしまう」「『信じて!』って言われるよりリアル感増し増し」と、幽霊を信じない人だからこそ真実味が出てくる話への反響のコメントが寄せられた。
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」とは言うけれど、怖がらない人が正体を見破れない現象は、なんとも不思議が増してしまうというエピソードだ。
画像提供:みつつぐ(@mitutugu)