【漫画】「私の胸、本当に大丈夫?」乳がんの心配はないって信じていいよね?セカンドオピニオンへの葛藤
Instagramを中心にイラストレーターとして活動する、小野マトペさん。小野さんは、20代にして「乳がん」と診断された経験から、SNSを中心に啓蒙活動を行っています。本記事では「乳がんの備忘録」と題し、若くして「乳がん」を患った小野さんが、同世代の女性に伝えたいがん発見から治療の記録を紹介していきます。今回は医師から「心配ない」と診断されたものの、不安が消えない小野さんが、ついにセカンドオピニオンを決意します。


――“セカンドオピニオン”という言葉には、どのようなイメージを持たれていましたか?
「私は、昔からよく病院には行っていたので、セカンドオピニオンについてはポジティブなイメージです。ただ、選ぶ病院次第では、同じ答えになる可能性も高いので、検査技術や医師の経歴などを見て慎重に選ばないとな、と思っていましたね」

――実際に「セカンドオピニオンを受けよう」と思うに至った経緯を教えていただけますか?
「正直、当時はセカンドオピニオンを受けようという考えはなかったです。私は疑り深い性格で、最初の病院では『大雑把に診察された感』があったため、『大丈夫だよ』と言われても心配だな、と思い、別の病院に行こうと思いました」



――小野さんの場合、病院選びの基準は何でしたか?
「重要視したのは口コミや病院内の雰囲気、清潔さ、検査項目、医師の経歴などです。あとは通いやすさも重要ですね。20代女性はまだまだ働き盛りで、仕事も中々休めない人が多いと思います。なので、『会社の近くで昼休みにでも行ける距離』の病院も併せて探してみるといいかもしれません」


「乳がん」と検索するだけで、たくさんの情報が出てくる世の中。無意識のうちに自分の求める情報ばかりに目がいってしまったり、不安だけが大きくなってしまうことも。やはり病院にかかることが、不安解消の第一歩なのかもしれません。セカンドオピニオンで訪れた病院で、マンモグラフィを初体験!一体どんな結果が…?