【漫画】猫と暮らす人にとって、11月は「つらい」季節?寒い時期の“猫あるある”に「めっちゃわかる」「こたつに嫉妬」
ふくふくと膨らみ丸まり、暖かい場所を目ざとく発見して寄ってくる猫の姿は冬の風物詩。そんな、見ていてなごむ猫の習性が、時に猫好きの心をえぐる……。冬の入り口にさしかかった今、孤独を感じてしまう「猫あるある」漫画に反響が集まっている。

暖房ありなし、どちらも「つらい」猫飼いの悲哀に共感集まる
自身のTwitter上で「11月の猫あるある漫画」を公開したのは、『専門学校JK』や『人見知り専門家庭教師 坂もっちゃん』などの作者である漫画家のぬこー様ちゃん(
@nukosama
)さん。Twitterでは絵日記漫画をコンスタントに発表しており、今回話題を呼んだのは、愛猫であるアビシニアンの「ほっけ」と、ロシアンブルーの「しらす」との日常を描いた漫画だ。

11月と言えば、そろそろ屋内でも肌寒さを感じ始める時期。とは言え、本格的に暖房を使うかどうかは人それぞれという微妙なタイミングだ。服を着こめない猫にとって、暖房のないこの季節は考えようによっては一番寒い頃。ぬこー様ちゃんさんは、いつも以上に人間で暖を取ろうと寄ってくる猫たちに頬を緩ませていた。
とは言え、仕事中もお構いなしでひっつかれるとそれはそれで困りもの。人の体温やタブレットの熱を求め、何度引きはがしても戻ってくる猫に、猫好きのぬこー様ちゃんさんもさすがに「つらい」と音を上げた。

そこで、満を持して投入したのは「こたつ」。出した途端、猫はこたつに潜り大人しくなり、ぬこー様ちゃんもちょっかいを出されずスムーズに原稿作業に取り組めるようになった。
けれど猫たちはそれっきり、昼も夜もこたつにこもりっぱなし。あれほど膝の上で暖をとっていた猫が今や見向きもしなくなり、今度は孤独とせつなさで「つらい」とぬこー様ちゃんさんは涙を流すのだった。

猫にとっては快適さを求めた結果とは言え、極端から極端に振れる猫の行動に翻弄される飼い主の悲哀を描いた同エピソード。Twitter上では2万3000件を超えるいいねとともに、漫画を読んだユーザーから「体温だけの関係だったのさ」「わかりみすぎる」「ちょうど良い塩梅で接してほしい」という共感のコメントが数多く寄せられた。
以前の取材では、「仕事中ずっと僕にひっついています。かわいいです」と、忙しい時の猫のちょっかいに困りながらも幸せを感じていたぬこー様ちゃんさん。それだけに、暖房に完敗してしまうこれからの時期は愛猫家にとって“心が寒い”季節とも言えそうだ。
画像提供:ぬこー様ちゃん(@nukosama)