【あったけぇよぉ...】夜道にたたずむ迷子の幽霊、彼女の最期の願いに「それだけで救われる事もあるんだな」と感動の声

元ゲーム会社所属デザイナーで、現在はストーリー漫画をメインに執筆している吉良いと(@kilightit)さん。個人で作品を公開・販売するほか、商業誌にも作品を掲載するなど、精力的に活動している漫画家だ。代表作「ようこそ亡霊葬儀屋さん」は、「このお話ほんとに好きです」「1度見た事あるはずなのに泣いてしまった」など、多くの読者に感動をもたらしている。

今回は「幽霊が視える葬儀屋さんと迷子の幽霊」をご紹介。夜道で迷子になっていた少女の幽霊に声をかける、幽霊が視える葬儀屋・烏丸枢(からすま・くるる)。彼女をあの世に送るため、烏丸は彼女に“最期の願い”を問いかける。
「いろんな場所に自由に行ってみたい?」「今までできなかった遊びをしてみたい?」「それとも、貴方に酷い扱いをした両親を…」。烏丸の問いかけに、少女の幽霊は…。

少女の幽霊の答えは、「いいこいいこしてほしい…」。烏丸は「今まで頑張りましたね」と言いながら、少女の頭を優しく撫でる。すると少女は、満面の笑みを浮かべながら涙を流すのだった。

Twitterでは1万5000件以上のいいねとともに、「全部読んで泣いた」「涙で前見えないっす」「あったけぇよぉ...」といった読者の感想が殺到。3ページという短編ながら、少女が最期に見せた笑顔に胸がキュッと締め付けられる作品だ。
画像提供:吉良いと(@kilightit)