「安全な幽霊」と事故物件で同居するも、怪奇現象発生!?想定外のオチに「こりゃ事故物件」と爆笑【作者に聞いた】
東京ウォーカー(全国版)
「がっつりいますやん」。不動産業者に“事故物件”と紹介された物件には、幽霊が堂々といすわっていた。安全だと説明され、女性は幽霊との同居生活を始めるが……。
4コマという限られたコマ数だからこそ、アイデアやオチ、演出が光るもの。先日ウォーカープラスで紹介したきゃた(
@kyata_ti666
)さんも、オリジナルの4コマ漫画をSNSで発表し人気を博している作家の1人だ。今年も残りわずかとなった12月、きゃたさんが2022年に発表した中でもとりわけ笑いと反響を呼んだ作品「事故物件」を紹介したい。
「安全な幽霊」と事故物件で同居生活。けれど“怪奇現象”に苛まれ!?
「事故物件」は、今年7月にTwitterに投稿され、5万4000件以上のいいねを呼んだ4コマ漫画。
新居を探しに、不動産業者とともに内見に訪れた女性。業者に「ここ事故物件なんですが…」と申し訳なさそうに紹介された部屋には、白装束に天冠をつけたコテコテの幽霊といったいで立ちの女性の姿があった。
業者に「襲ったりしてこない安全な方です」と説明され、女性は「そのくらいなら」と条件を了承。幽霊の方も女性と握手を交わすなど、事故物件の霊らしからぬ友好的な態度を見せる。
だが入居して数日、女性は幽霊によるトラブルに見舞われていた。先住者の幽霊は、本を読んだら読みっぱなし、ゴミが出ても片付けずにそのままと生活態度が最悪だったのだ。「何なんだよ!」とその惨状に怒る女性に対し、幽霊は謝るどころか寝転がったまま「うるせーなぁ!!」と逆ギレ。あげくには「怪奇現象(ポルターガイスト)だよ」と、幽霊であることを利用した図々しい言い訳で居直るのだった。
「何も間違ってない」オチのひねりに唸る声続出
事前の説明から何も嘘偽りのない「事故物件」で、斜め上の形の“怪奇現象”に悩まされるオチを描いた爆笑4コマ。読者からは「安全(害がないとは言ってない)」「何も間違ってない」「こりゃ事故物件だわ」「事故のベクトルが明後日の方向」と、ホラーの定番ネタのひねりぐらいに大ウケするコメントが数多く寄せられた。
2022年は本作のほか、覚悟が決まりすぎな飲み会の光景を描いた「王様ゲーム」など、発表した4コマがたびたび反響を呼んだきゃたさん。
プロの漫画家を目指すことを公言し活動を続けるきゃたさんは「去年よりもネタ出しのペースが落ちた感じがして少し焦りました。もっとインプットを頑張らないと、と思った一年でした」と、2022年の漫画制作を振り返る。
そして、来る2023年の目標を訊くと、変わらず「漫画家としてデビュー」という答えが返ってきた。そして「来年はもっと早いペースで漫画とネタ出しを頑張りたいです。そして商業デビューに向けて頑張る年にします!」と、次のステップを目指す抱負を語ってくれた。
取材協力:きゃた(@kyata_ti666)
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