【漫画】負かすまで言わなきゃ気が済まない!!「は?頭悪い」怒りが抑えられない!?パワハラ問題に向き合う

東京ウォーカー(全国版)

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部下が思い通りに動かないとイライラする画像提供:「こころのナース夜野さん」(C)水谷緑/小学館

「私の時間を無駄にしてくれたね」「は?頭悪い」部下に対して言いたいことを言ってしまう上司。ちょっとしたことでキレてしまうだけでなく、相手がノックアウトするまで言い負かしてしまう。しかし、それは「パワハラ」だと言われてしまえば、対応を見直さなければならない。今回はそんなパワーハラスメントを描いた水谷緑(@mizutanimidori)さんの『こころのナース夜野さん』第5巻より「パワハラの背景」を一部抜粋してお届けするとともに、作品を描くきっかけについて話を伺った。


前回ウォーカープラスでは、男性も育児うつになる心理を描いた「男の育児うつ」を紹介し、大きな反響を読んだ。今回は、出版社で編集長になった飛鳥がパワハラがひどいと指摘を受け、自分の感情と向き合う話だ。


怒鳴った瞬間はスッキリする。怒りの着火点は何?

第5巻31話より「パワハラの背景」1画像提供:「こころのナース夜野さん」(C)水谷緑/小学館

常々自分はちゃんとした人間でありたいと思っている飛鳥。編集長という責務ある役職についており、2人目を出産した後、すぐに職場復帰した。仕事をこなしつつ、家族や子供の面倒に奮闘する日々を駆け抜けている。

第5巻31話より「パワハラの背景」2画像提供:「こころのナース夜野さん」(C)水谷緑/小学館

飛鳥は編集長に就任して以来、些細なことでキレるようになった。深夜2時まで熟考して出した結論に対し、部下に「もう一度再検討して欲しい」と言われると怒りを覚えた。彼女に選考理由を説明すると「申し訳ありません。A案にします」と、彼女は安易に引き下がる。

「は?だからもっと検討しろって言ってるだろ…頭悪い」と、言わなくていい一言まで口にしてしまった。言い過ぎてしまったことは自分でもわかっている。その後は罪悪感に襲われ、一日中嫌な気持ちを抱えてしまっているからだ。

第5巻31話より「パワハラの背景」3画像提供:「こころのナース夜野さん」(C)水谷緑/小学館

そんなある日、上司から呼び出された。人事面談で飛鳥のパワハラに耐えかねた社員から苦情が上がっているという。「部下への対応をあまり厳しくし過ぎないように検討してくれないか」と注意を受けた。

第5巻31話より「パワハラの背景」5画像提供:「こころのナース夜野さん」(C)水谷緑/小学館

バチコーン!とグローブで正面から殴られた気分だったーー。完全ノックアウトである。飛鳥はできる限り、怒りを抑える方法を知りたいと専門書を読み漁った。しかし対処方法がわからず、精神科に相談することに。

第5巻31話より「パワハラの背景」4画像提供:「こころのナース夜野さん」(C)水谷緑/小学館

そして、夜野さんの勤める精神科を訪れた。怒りが湧いてくると感情をコントロールできず、人を打ち負かしたくなってしまうことを話す。

第5巻31話より「パワハラの背景」6画像提供:「こころのナース夜野さん」(C)水谷緑/小学館

感情を抑えられなくなったのはいつ頃からなのか?何が原因なのか?思い当たることはないかと医師と話をしていくと、一つのきっかけを思い出した飛鳥。ちょうどヒット作が出なくなり、業績が落ち込み始めた頃だという。

第5巻31話より「パワハラの背景」7画像提供:「こころのナース夜野さん」(C)水谷緑/小学館

人気の作家さんが他社の企画を選び、自社の連載を断られたことを思い出す。自分の思い通りに動いてくれない部下をボコボコに打ちのめしたくなった。言った後に「言い過ぎたかな?」と罪悪感を抱えるのはいつものこと。それでも、怒りの感情を抑えられないのだ。

第5巻31話より「パワハラの背景」8画像提供:「こころのナース夜野さん」(C)水谷緑/小学館

昇進した時や社会的評価が上がっている時は暴力が出やすいという。「子供は誰かにやられたことを学んで、誰かにやります」と、話はさらに子供の頃へ遡る。怒りに対する考え方を自覚をすれば変われる、と医師のアドバイスを元に、飛鳥は部下への対応を改めるよう努力を始めた。

第5巻31話より「パワハラの背景」10画像提供:「こころのナース夜野さん」(C)水谷緑/小学館

「編集長、こちらの企画案はいかがですか?」と、部下が企画案を提出してきた。飛鳥は「早く出してもらって嬉しいよ。この企画はいいけど、私はスケジュールが心配かな。一度作家さんに確認してもらえないかな?」と、学んだことを活用して、言葉遣いを変えた。

第5巻31話より「パワハラの背景」11画像提供:「こころのナース夜野さん」(C)水谷緑/小学館

一方、会社ではコントロールできたはずの怒りが自宅に戻ると一変!お気に入りのお灸の箱を捨ててしまった夫に対して、ブチギレてしまう。「ユウト(子供)のせいにしないでよ、あんたが見ててよ!!」「謝ってよ!」「本当は悪いと思ってないでしょ!!」と怒りを抑えることができなくなってしまった。


怒りは、吐き出してしまえばスッキリする。しかし、同じくらい罪悪感が蓄積する。今回“怒り”を題材にした理由について水谷さんに伺ったところ「怒りとの付き合い方は難しいなと思い、取材して描いた話です。怒り自体は、自分を守るための大事な感情ですが、それを他人に否定しながら出すと関係が悪化したり縁が切れます。怒りの背景にある感情に気づいて、自分を労わると変わります」と話してくれた。

感情を抑えられなくなった飛鳥は、どのように自分の心をコントロールしていくのか?飛鳥が怒りの背景に気づいて変わろうとする物語の続きは、『こころのナース夜野さん』第5巻で読むことができる。

画像提供:『こころのナース夜野さん』(C)水谷緑/小学館

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