「何もない町」で、地元の人に“自慢のスポット”を訊いたら…海外のレアすぎる光景に反響「まさにディープスポット」【作者に聞いた】

東京ウォーカー(全国版)

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有名な名所に足を運ぶのと同じくらい、知る人ぞ知る穴場や、目立たないけれど面白いスポットを見るのも観光の楽しみ。アジアを旅する最中、地元の人に教えてもらったレアすぎる“自慢のスポット”を描いた漫画に「素敵」「このセンスは良いなぁ」とTwitter上で5000件以上の「いいね」とともに共感が集まっている。

「この辺 何もない」と語る現地の男性に聞いた、自身が思う“自慢のスポット”が意外画像提供:五箇野人(@gokayajin)


作者はゲッサン(小学館)で『 海外 縁にまかせて歩くだけ。 』を連載中の漫画家・五箇野人( @gokayajin )さん。反響を呼んだのは五箇野人さんがTwitterとブログで連載し、『つかれたときに読む海外旅日記』として3冊の単行本も刊行されている漫画「 五箇野人の海外旅日記 」シリーズの新作エピソード「海外紳士と予期せぬ町の自慢。」だ。ウォーカープラスでは同話について五箇野人さんに話を訊いた。


「何もない町」に住む人が選んだ、意外すぎな“自慢のスポット”

「海外紳士と予期せぬ町の自慢。」(1)画像提供:五箇野人(@gokayajin)

アジアのとある国の郊外で、散歩中の男性に「どこ行くんだ?」と声をかけられた五箇野人さん。男性は「この辺 何もない」と話すが、観光地ではないからこその醍醐味も好きな五箇野人さんは「何かこの町の自慢のスポットないですか?」と質問。男性の思う“自慢のスポット”に案内してもらうことに。

とは言え、そこは大きな川も流れる自然豊かな土地。内心期待を寄せていた五箇野人さんだったが、連れられた先は裏路地に置かれた、「トゥクトゥク」と呼ばれる三輪自動車の前。日本ではなじみが薄いが、東南アジアではごくありふれた車両だ。しかもそのトゥクトゥクは前輪や窓ガラスもない分解状態で、五箇野人さんは一瞬当惑してしまう。

「海外紳士と予期せぬ町の自慢。」(2)画像提供:五箇野人(@gokayajin)


だが、実はそこはトゥクトゥクの修理店。「モハメドの塗装の腕はえぐい」と、仲間が生で塗装する“自慢の光景”を見せてもらい、五箇野人さんは感謝とともに見惚れるのだった。

予想外でこの上ない「日常」に驚き

Twitter上では、「こういう街角の何気ない日常に出会えると旅行は最高ですよね」「めっちゃ個人的な自慢でいい」「仲間を自慢できる素敵な紳士」と、意外なスポットやそれを自慢する男性にほっこりするコメントが寄せられた。五箇野人さんのブログでは、モハメドさんが実際に塗装している最中の写真も掲載されており、豪快な作業光景への驚く声もあがった。

今回のエピソードでは、「木々も多くて大きな川沿いに家々がズラッと並んでいるエリアだったので川のほとりの癒やし的なスポット」を予想していたという五箇野人さん。想定外だからこその驚きを得られた、まさにその時、その場所だけの体験だ。

五箇野人さんは、目立った観光スポットがない街に行くと時折こうした意外すぎる“スポット”を紹介されると話し、「こういう経験から自分自身そういう街がどんどん好きになっていっていて、どの国でも必ず郊外の街は行くようにしています」と、そうした体験の魅力について語る。

そんな五箇野人さんももちろん、海外を旅する際は事前に行先の情報を集めた上で足を運んでいるという。その上で、先々で出会った人にオススメの場所や穴場を訊ねるのが多いのだとか。

「今回のように観光地ではない郊外の街になると事前の情報収集には限界がありますが、旅する上では、楽しむ為にも安全の為にも、情報が命かなと思っているのでなるべく調べます」と、海外旅の心構えを教えてくれた。

取材協力:五箇野人(@gokayajin)

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