親知らずの抜歯を決意するも想像以上の恐怖!?輪郭が変わるほど腫れる顔に驚愕する主人公【作者に聞く】

息子さんが生まれたことがきっかけで、育児漫画を描くようになったという西野みや子
(@miyakokko61)
さん。2023年1月にTwitterにて「親知らず根絶やしレポ漫画」が公開され、現実味溢れるストーリーから今後も目が離せない作品だ。本作を描いた理由や裏話などについて、西野みや子(@miyakokko61)さんに伺った。

――本作は、すべてノンフィクションですか?漫画に描こうと思った理由についても聞かせてください。
「全てノンフィクションです。元々は描くつもりはありませんでした。親知らずの2本目3本目を抜歯した時期が悪く、年末年始は美味しいものも食べられず、お酒も飲めず、痛みと頬の腫れにひたすら耐える生活が続きました。我慢することが多く、この行き場のない感情を何かにぶつけようと思い、漫画にしてみようと思い立ちました」

――クリニックや大学病院で恐ろしい体験をされたようですが、西野みや子さんにとって一番怖かった施術はどれですか?
「最後に親知らずが抜ける時に、ミシミシという音が頭蓋骨を伝わって響くのが何より怖かったです」

――施術中にご自身が選んだ音楽を聴いていたとのことですが、実際にリラックスはできましたか?
「SNSでおすすめしてもらった曲でプレイリストを作ったのですが、ドリルを使う時以外は曲を楽しむことができました。特に治療中は何もできないので、気を逸らすのに丁度よかったです」

――これから親知らずを抜歯する読者にメッセージをお願いします。
「親知らずの状態にもよるとは思いますが、抜歯は治療というより修理だと思って望む方がよいと思います」
――最後に、今後はどのような漫画を描かれる予定ですか?
「高校生まで住んでいた限界集落のエピソードや、独身時代に友達作りに明け暮れていた時のエピソードを描いていきたいです」
大人になってから西野みや子(@miyakokko61)さんのように親知らずを抜歯する方は多いはず。歯医者は楽しい場所ではないが、健康を維持するためには大切だろう。TwitterやInstagramでは他の作品も投稿されているので、今後も注目してほしい。
取材協力:西野みや子(@miyakokko61)