「整形しても時間とお金の無駄だ」と思ってた…「ブス」「デブ」とバカにされ続けたサレ妻の逆襲!大逆転の結末にスカッと【作者に聞く】

Instagram( @husband_diabetes_marco )やブログなどで、自分やフォロワーの体験を元にした漫画を投稿しているマルコさん。夫が糖尿病を患ったのをきっかけに、その経験を漫画化したことがきっかけで、SNSやブログで漫画投稿を開始し、現在は2つのブログとInstagramを毎日更新。


「整形主婦 サレ妻の逆襲」より。二重整形手術をして、自分に少し自信が持てるようになった太郎ママが、ひどい夫や義母に立ち向かう!(C)KADOKAWA

先日「整形主婦 サレ妻の逆襲」として書籍化された「ブス」「デブ」とバカにされていた主婦が、サレ妻になって一念発起し整形して見た目も中身も変わっていくシンデレラストーリー「ただの主婦ですが整形にハマりました」も人気作品の1つだ。

「整形主婦 サレ妻の逆襲」より。夫からもママ友からもさげすまれる毎日を過ごしていた太郎ママ(C)KADOKAWA

息子の友達に「ブス」と言われショックを受ける(C)KADOKAWA


地味でさえない太郎ママは、美容にも興味はなく、本当に信頼できる友人もいない…。買い物帰りに子供と二人で揚げたてコロッケを食べるのがささいな幸せだったのだが、ある日「お前のママはブスだ」とバカにされたことで、子供同士のケンカが起きてしまう。「外見なんてどうでもいい」そう思っていたはずなのに思っていた以上に「ブス」という言葉にショックを受ける。そんな中、夫の浮気が発覚したものの、夫には「自分の収入がなければ生きていけないから何もできないだろう」と開き直られる始末。ママ友での不倫騒動に巻き込まれたことがきっかけでD君ママと親しくなり、D君ママから自分が整形していることを打ち明けられる。いつも凛としていて自分の相談にのってくれるD君ママと付き合ううちに「自分も変わりたい」と思うようになり、だんだんと内面も外面も変化していく。

ある日ママ友トラブルでケガをしたD君ママの病院に付き添うことに(C)KADOKAWA

浮気が発覚し今後どうしていけばいいか悩む太郎ママはD君ママに相談する(C)KADOKAWA

D君ママから整形してるとカミングアウトされた太郎ママは…(C)KADOKAWA

「自分が整形したことを何も後悔していない」と言い切るD君ママ(C)KADOKAWA

「女がキレイになるのは男のためじゃない!」D君ママが輝いて見えた太郎ママ(C)KADOKAWA


今回は、いろいろな作品を描くようになったきっかけやこだわりなどを聞いた。

――簡単に自己紹介をお願いいたします。

「初めまして、マルコと申します。いつも漫画を読んでくださってる方には本当に感謝しております。マルコという名前は、私の顔が丸いことからかな…?とても適当につけました(笑)。

個人的な話をすると、ここ4年くらい週3で通っているほどホットヨガがものすごく好きで、最近はインストラクターの資格を取ろうと目論んでいたり、男子バレーボールも大好きです!試合観戦のために月2回ほど地方へ巡業しています(笑)。国内戦のVリーグもめちゃくちゃ好きですし、全日本の試合も迫力があってすごくおもしろいです。ぜひ一度観てみてください。カッコいい選手だらけなんでハマります(笑)!

活動としてはライブドア、ナップビズの両ブログで漫画を描く傍らインスタで投稿しています。夫の糖尿病の体験談を漫画にしたことがきっかけで現在は糖尿病の話だけではなく、自身や知人、フォロワーさんの体験談を参考にいろいろな漫画を描かせていただいています。先日、電子書籍化された『整形主婦 サレ妻の逆襲』も、投稿していた作品の一つです」

――「整形主婦 サレ妻の逆襲」のなかで特に思い入れのある作品やシーンを教えてください。

「整形して美しくなり、モラハラ夫に慰謝料請求してガツンというところです。人生が一転してスカッとするのがいいかなと思いました。ブスと言われた主人公の見た目だけでなく心の変化にも注目してみてください」

浮気を問い詰めると開き直る夫にも言い返せない(C)KADOKAWA

「俺と離婚して困るのはお前だ」とバカにされて…(C)KADOKAWA


――「整形主婦 サレ妻の逆襲」の書籍化が決まった時の心境を教えてください。

大手のKADOKAWAさんからお声がかかったのは嬉しかったです!実は、糖尿病の漫画についても声をかけてくださっていたのですが、先にいただいた日本実業出版社からのオファーをうけていたためお断りしたという経緯があったので、今回お話をいただいた際、受けられてよかったと思いました。

――執筆される際、こだわっているポイントや込められている思いを教えてください。

「こだわってるところは“ハッピーエンド”にするというところです。自分が、後味の悪いなと思うバッドエンドの映画とかが嫌いなので…。“体験者の結末を忠実に再現する“という考え方の方もいらっしゃると思いますが、私は作品の中だけでもいい形で終わりたいなと思って描いています。果たして描いた結末が本当に幸せな末路なのか、というのはこれまた深いところでさまざまな考え方の違いが出てくると思うので難しいところではあるのですが…。最低な男と離婚したという結末だったとして、離婚したことが長い人生の中で“いいこと”なのか?と問われると一概に“よかった”とは言えなかったりしますしね。

漫画は一種のエンターテインメントだと思うので、そういった個々の解釈も含めて楽しんでほしいです」

取材協力:マルコ(@husband_diabetes_marco)

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