「私今どこにいるの…⁈」何時間歩いても目的地に辿り着かない…初登山は調査不足で遭難目前?!【作者に聞く】
――無趣味で無気力な干物女の私ですが…「ゆる登山」にハマって抜け出せなくなりました。
平凡な毎日を送っていたのに、ある日突然「登山」に目覚め、ゼロから「山登り」を勉強!「山女子」として活動する日常をかわいいイラストにして発信しているイラストレーター兼漫画家のありを(
@arichon_official
)さん。
ウォーカープラスでは、「ゼロから山女子はじめてみました」と題し、ありをさんが「山女子」として日常を送る実録漫画と、登山に興味がある方必読の「山登り知識コラム」を全編描きおろしでお届けします。
体力が無くても!友達が居なくても!大丈夫。この漫画を読めば、山登りの知識も魅力も全部マルっとわかるはず!ゆるーく「山登り」はじめてみませんか?
第4回は、記念すべき初登山です(隔週火曜日18時更新)。




――漫画の中に「登山ポスト」の描写がありましたが、このポストはどのように使用するのでしょうか?
遭難時、救助の手がかりになる登山計画書(登山届)を入れるためにあります!ポストではなく、入山や下山したことを記帳するノートがある場所もあります。これらは山によってあったりなかったりします。私は電子媒体で提出していることが多いため、今はあまり利用していません。






――1時間で目的地に着くはずが2時間たっても辿り着かなかった…とのことでしたが、当時の気持ちを教えてください。
水が減っていく恐怖、現在地がわからない恐怖、登山口にさえ辿り着けない自分への呆れを感じました。お弁当を食べているときは、ただただ情けない気持ちでした…。後でグーグルマップで調べたら、もう少し進むと登山口だったみたいです。ただ、2時間アスファルトの坂を歩いた疲労で、そこから登山はできなかったので引き返してよかったと思ってます。












――初登山は、残念ながら失敗に終わってしまったようですが…ほかの方がありをさんと同じミスをしないためにも、初めての登山の前にはこれだけは確認しておいた方がいいというポイントを教えてください。
【登山口までのアクセスも確認する】
当然ながら登山口って山の中にあることがほとんどなので、辿り着けるように場所の下調べをしておくことをお勧めします(当時の私は場所を調べるということが本当に苦手でした)。
【地図とコンパス・GPS付き登山アプリを携帯】
恥ずかしながら当時の私は、地図のスクリーンショットで大丈夫だとなぜか思ってました。現在地がわからないことは本当に恐怖です。地図は必ず携帯しましょう(下山後、実は山経験があったという父に報告したら、①地図を携帯していないこと②山選び③事前に計画を共有していなかったことの3点を強く叱られました…)。
無趣味OLが山にハマっていく過程を描く「ゼロから山女子はじめてみました」。隔週火曜日連載中です!次回もお楽しみに。
取材・文=濱田瑠奈