「監督にくじ運を!」と祈り「来てくれてありがとう!」と感情爆発!運命の一日・ドラフト会議を見守るプロ野球ファンの特徴【作者に聞く】
春から始まった2023年のプロ野球が幕を閉じた。この時期は、秋季キャンプを経て、選手の移籍・トレード・退団・契約更改といったグラウンド外の動き“ストーブリーグ”が注視される。これは来シーズンの戦力の行方を占う上で重要な時期でもある。
2023年シーズンから「声出し応援」が解禁され、4年ぶりにスタンドから声を届けることができるようになった。外野席から応援歌に思いを乗せる人、スタンドで球団グッズを身にまとっている人、一球速報に手に汗を握っている人…球場でも自宅でも、プロ野球ファンの応援スタイルは実にさまざまである。

ウォーカープラスでは、そんな愛すべき姿を「プロ野球を愛しすぎている人たちの生態」と題し、大のプロ野球ファンである著者・さとうもぐも(
@mogumo_sports
)さんを迎え、著者の実体験とファンの人の声を聞いて作り上げた“プロ野球ファンあるある”を、さまざまな角度からお届けする。
今回は、来季の新人選手獲得のために注目される「ドラフト会議」を見守るプロ野球の生態を紹介する。まもなく控える入団会見。すべてはこの「ドラフト会議」から始まる――。


著者が考える、「ドラフト会議」を見守るプロ野球ファン“あるある”の一例
あるある(1)
――注目選手は競合必至(※)。ファンは監督の「くじ運」を祈るしかできない。
(※)複数球団から指名があった場合は、交渉権を得る球団はくじで決定される
あるある(2)
――贔屓の球団が指名した選手が、泣きながら指名を喜んでくれると、うれしくて仕方がない。感情が溢れる…。
あるある(3)
――甲子園を沸かせた高校球児や大学野球の選手が、どこの球団に指名されたか、まるで親のように見守ってしまう。

あるある(4)
――若き選手たちの、数年後の未来が楽しみで仕方ない。
あるある(5)
――名前に難しい読みや漢字がある選手は、スマートフォンの辞書登録を済ませ、すぐ出るように準備しておく。
あるある(6)
――プロ野球ファンの仲間から「今年も指名されなかったよ~」という連絡が届きがちである。
著者は「今年のドラフト会議もこんな気持ちで見守っていました(笑)。入団選手のユニフォーム姿を早く見たいです!」と心待ちにしていた。
シーズンオフも、24時間すべてが“野球”で染まった毎日を過ごすプロ野球ファン。どの球団を応援していても、プロ野球を愛する気持ちは同じなはず。今後も純度100%のプロ野球愛に乞うご期待。