【FAVCUP2023 振り返り】2024年、人気ストリーマー・こく兄が目指すのは「“格ゲー村”からの脱却」

2023年12月29日、30日にわたって開催されたeスポーツ大会「FAVCUP2023」(ところざわサクラタウン:埼玉県所沢市)。この大会の模様はライブ配信サービス「ニコニコ生放送(ニコ生)」と「FAV gaming」のYouTubeチャンネルにて無料放送されるとともに、ニコ生独自の企画も実施された。
「FAVCUP」とは?
「FAVCUP」は、2020年より開催しているオフラインのeスポーツ大会シリーズで、4回目の開催となった今大会は『ストリートファイター6(スト6)』に関連する各イベントを展開。出場したのは、日本の格闘ゲーム(格ゲー)シーンを黎明期からけん引してきたレジェンドプロゲーマーのウメハラ選手、ときど選手、sako選手をはじめ、AngryBird選手、BigBird選手、Phenom選手、Xian選手といった世界各国の有名プロ選手、そして人気ストリーマーがところざわサクラタウンに集結。格ゲー界のトップ・オブ・トップの対決が繰り広げられた。

ここでは、ストリーマー紅白闘合戦後の興奮冷めやらぬ現場から、白チームに参加したこく兄さん(ゲーミングチーム REJECT格闘ゲーム部門プロデューサー兼ストリーマー)のコメントをお届けする。

人気ストリーマー・こく兄さんインタビュー
――2023年、スト6が非常に盛り上がりました。
【こく兄】スト6がいいゲームになったので、ストリーマーにおすすめできるようになり、実際に大勢のストリーマーがゲームをプレイしてくれたことで大きな盛り上がりとなりました。
――ストリーマーの影響力は?
【こく兄】これまでも、僕らのコミュニティで盛り上げようとはしていましたが、ストリーマーの力には及ばなくて。今までって「格ゲーって見てもわからない」という声がありましたが、ストリーマーの影響で、多くのリスナーに格ゲーの魅力が届いたと感じています。
――2024年の格ゲー界に期待することは?
【こく兄】コレはウメハラ選手も言っていることですが、スト6の盛り上がりで「格ゲー界という“小さな村”に新幹線が止まるようになった」と。ようやく新幹線が止まるようになったので、我々の力で村から町へ、町から市へ、といった具合に格ゲー界を大きくしていくんだ、という目標を掲げています。そのためには、ストリーマーの力に頼ってばかりいてもダメなので、この30年間培ってきたノウハウや経験を使って、格ゲー界をステップアップさせていきたいです。
「シングルオープントーナメント」結果
【優勝】AngryBird(ケン)/賞金:70万円
【準優勝】ときど(ケン)/賞金:20万円
【3位】もけ(春麗)/賞金:10万円

「SF6 WORLD 3on3 BATTLE」結果
【優勝】北米チーム
・MenaRD(ブランカ)
・Caba(ガイル)
・NuckleDu(ガイル)
【準優勝】日本チーム 弐
・りゅうせい(JP)
・もけ(春麗)
・Shuto(マリーザ)
【3位タイ】アジアチーム
・Oil King(ラシード)
・Xian(ディージェイ)
・NL(ルーク)
【3位タイ】「EU・中東チーム」
・AngryBird(キャミィ)
・Big Bird(マリーザ)
・Phenom(ケン)

「ストリーマー紅白闘合戦」結果
【勝利】「白チーム」
出場選手:だいだら、布団ちゃん、SPYGEA、こく兄、歌広場淳
「紅チーム」
出場選手:けんき、ぼんじゅうる、おにや、ドンピシャ、オオヌキ

