【実話】ICカードで電車をタダ乗りするあり得ないお客!?不正行為を認めず明らかなお客の嘘に呆れる駅員【作者に聞いた】

駅員経験のあるザバック(@theback_blog)さんは、X(旧Twitter)やブログにて駅員を主人公にした漫画などを中心に公開している話題の漫画家。駅員のあるあるをテーマに描き、駅員の日常が垣間見えるような作品がそろう。今回は過去に紹介した2作品をお届けするとともに、著者に本作は実話なのかも聞いた。
ICカードで電車をタダ乗りするお客!?
ある女性客から「さっき駅に入ったばかりだけど、急用ができてもう電車に乗らないから出してほしいの」と言われたペン助は、ICカードを借りて早速キャンセルの処理をする。けれど、ICカードの履歴には入場記録が12:00と表示されている。今の時刻は14:00なので、2時間ほど空白があり、きっと一度電車に乗って折り返して来たのだろうと推測。駅のシステムで全てわかるので、『バレるような嘘は付いてほしくない』と思うペン助である。

――本作のストーリーはリアルですが、実話なのでしょうか?
はい。お客様が不正行為をするためにウソを付くなんてどこの駅でもあります。スーツを着た社会人から小学生までいます。駅員をしていたら人間不信になると先輩に言われたことがありますがわかる気がしますね。
驚くべき理不尽なクレーマーの対処法
駅で仕事をしていると、理不尽なクレーマーを対応することもある。悪質な場合は相手にしないのが一番だが、とにかく疲れるという。ある日、ヒツジロウ先輩が理不尽なクレームを受けている現場に遭遇したペン助。そして、「それではお客様、こちらをどうぞ」とクレーマーにある紙を渡す。その紙には本社の電話番号が書いてあり、「直接上層部に伝えた方が納得する」という考えのようだ。これには驚きを隠せないペン助であった。

駅は日頃さまざまな人が利用し、なかには理不尽なクレーマーがいることも事実だろう。ブログやSNSでは、そのほかの駅員漫画がいくつも投稿されている。興味があればぜひ一度読んでほしい!
取材協力:ザバック(@theback_blog)