病院実習中の事件→19歳看護学生の人生が怒涛の変化!無口な入院患者の視線の先にはあったのは…【作者に聞いた】
東京ウォーカー(全国版)
これでもかと嫁をイビリまくる毒義母に、一見優しそうだけどドケチで超自己中な夫…そのリアルすぎるストーリーが話題の「
義母クエスト~結婚したらいきなりラスボス戦でした~
」。毎日が発見ネットでの連載がコミカライズされるほど人気の同作は、SNSで「凄かった…義母が強烈すぎる」「先が気になって読み進めてしまった」「こっ怖い…」「(夫について)つまらない男」などさまざまな感想が投稿された人気作品。その内容はすべて、Ameba公式トップブロガー・かづ(
@kadu0614
)さんの実体験というから驚きだ。
今回は、壮絶な人生を生き抜いてきた原作者のかづさんと、迫力ある作画で本作の魅力をさらに引き出している、漫画担当の赤星たみこ(
@tamikong
)先生の2人に話を聞いた。
「凄かった…義母が強烈すぎる」「先が気になって読み進めてしまった」と反響
原作者のかづさんは自他ともに認める負けず嫌いで、嫁イビリが生き甲斐の姑に、「じゃあ文句を一切言えないようにやってやろうじゃないか!」と思ったそう。当時は、離婚した場合に子どもの親権が母親に渡るとは限らず、もし姑に取られた場合、「必ずや姑は『母親は子どもを捨てて行った』だの、『ろくでもない母親だった』だのと子どもを洗脳するに決まってる。絶対に負けられない戦いがそこにあったんですよ(笑)」と話してくれた。
漫画担当の赤星さんは、義母のキャラの濃さに「本当に『度肝を抜かれる』という表現しかないんです。びっくりしました。これをどうやって絵にしたらいいか…。むちゃくちゃ悩みました」と苦労した様子だ。
赤星さんは、嫁姑関連の作品が多いことから、最初はかわいい絵柄に寄せようかと思ったそう。しかし、「この姑は、本気で人を貶める人間であると感じました。明るいバトルものというより、人間の愚かさや厭らしさを美しい外見で出すほうが凄みがあるな、と思いました」と語った。
かづさんから「好きに描いてください」と言われたことで赤星さんはほっとしたという。「どのシーンもどの言葉も重みがあるので、いかに取りこぼしなく入れていくかが腕の見せどころかもしれません」と話す。ただ、毎回のページ数などを考えると「取捨選択しなければならず、泣く泣く削るシーンや言葉もあります」と語った。
取材協力・画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)
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