【ねこ漫画】猫は病院が苦手…「ホントはもっとかわいい!!」かばってしまうほど人相(猫相)が変わる猫【作者に聞く】
動物病院で「うちの子、ほんとはもっとかわいいんです!!」と一度は思ったことがある飼い主さんは多いのではないだろうか?19匹の猫たちと暮らしているもちこ(@mogutchecho)さんもそのひとりであった。猫のなかには病院が平気な子もいるが、もちこさん宅の猫は19匹全員が病院嫌いで、もちこさんは通院の度に先述のセリフを心で叫んでいた。

動物病院の先生やスタッフさんは動物好きの方が多いため、見た目が多少ブサイクでもそれはそれで「かわいい、かわいい」ともてはやしてくれる。しかし、飼い主は心中できっとこう思っているはずだ…「ほんとはもっとかわいい」と。もちこさんも例外ではなかった。本作を描いたもちこさんに詳しく話を聞いてみた。

――19匹全員、病院嫌いなんですよね?
はい。うちの子は全員病院が嫌いですが、好きな猫っているのでしょうか(笑)?「キャリーバッグ=病院」と覚えているのでキャリーバッグを用意しているだけで、逃げまどったり隠れたり、捕まえるのが大変です。
――そんななかでも特徴的な子はいますか?
一番大変なのはアルトスで、キャリーバッグに入れてもウナギのように出てくるので、病院に連れて行くときは毎回手こずってます。おもしろいのはグリで、自分じゃないとわかると自らキャリーバッグに入り込んでくつろぎだします。ちょっと迷惑ですがとてもかわいいです(笑)。
あとは、病院でキャリーバッグから出すとき、ヒュノトとアルトスはしがみついてなかなか出てきません。どうやってしがみついているのかとても不思議です。診察台の上ではフィリアとココは私にくっついて離れません。私の腕と脇腹の間に頭を突っ込んで隠れようとします(笑)。
――みんなそれぞれ違うんですね!
はい、でもみんな、診察後は嫌いなキャリーバッグに自分から入って行くのは同じです(笑)。
――今回漫画で紹介したのはラティちゃんのパターンでしたが、そんなに人相(猫相)が変わっていましたか?
すごく変わってました!先生が「かわいい顔してるね」というので「かわいい顔!?苦手な病院で!?」と期待して覗いたら、ラティはすごい渋々顔で固まっていて「誰!?」と思うくらい別猫でした(笑)。

猫は警戒心が強く、神経質でストレスに弱い動物なので、環境の変化が苦手である。また、「猫は家につく」「場所につく生き物」と言われているように、自分の縄張りの中で生きる習性があるため、そこから外に出ることは多大なストレスとなる。病院では心臓がバクバクするほど緊張している状態なので、いつもと異なる様子でも叱ったりしないようにしよう。
現在「アルファポリス」で「猫まみれ主婦の日常」を連載中のもちこさんだが、SNSにも猫好きにはたまらないエピソード漫画がたくさんアップされているので、ぜひ読んでみて。さまざまなタイプの猫が登場するので、好みの子や愛猫に似ている子を見つけられるかも!
取材協力:もちこ(@mogutchecho)
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