【ウメハラに公開挑戦状?】世界的格ゲーマー・メナRDが格ゲー神・梅原大吾に10先勝負の挑戦状…「令和の獣道」実現かとXで大反響
世界最強を決めるカプコン公式世界大会「CAPCOM CUP」やチームリーグ戦世界大会「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2024」を3月に控え、活況を呈するストリートファイター6。2025年2月13日、ドミニカ共和国の世界的格ゲーマー・メナRD選手が、X上にてウメハラ選手に向けた挑戦状と取れる投稿をしたことで新たな話題を呼んでいる。

メナRD選手は、カプコンカップで過去2度に渡り世界王者に輝き、2024年に行われた国内最大規模の格闘ゲーム大会「EVO Japan 2024 presented by ROHTO」のスト6部門でも優勝するなど、世界の舞台で活躍する格ゲーマーの一人。3月に開催されるCAPCOM CUP11への出場資格も得ているスト6のトッププレイヤーだ。
そのメナRD選手が2月13日、日本語で投稿したのが「ウメハラ選手と10先させていただけたら、僕の競技人生でこれほど名誉なことはありません」という“10先”の申し込みだ。

ウメハラ選手は、言わずと知れたプロ格ゲーマーのパイオニア的存在。その実力は折り紙付きだが、メナRD選手は投稿にて「ウメハラ選手はストリートファイターで長いセットをやらせたら右に出る者はいない、史上最高の選手だと思っています」と賞賛し、その上で「僕たちがこの10先に数か月準備してから挑んだら、一体どこまで行けるのか――その可能性を考えずにはいられません」と、10先(10試合先取)での勝負を希望しているのだ。
あるか「令和の獣道」…ウメハラ選手の決断は?
格ゲーでの対戦形式は、カプコンプロツアーであれば2先(3本勝負・2セット先取)や3先(5本勝負・3セット先取)と、公式大会では短期決戦となることが主流だ。それだけに「勝負は水物」という側面もある。一方、10先は特定の選手同士が長時間対戦を続けるため「どちらが実力が上か白黒つける」といった意味合いを帯びたものとなるのだ。
また、ウメハラ選手自身、長期戦が主体の格ゲーイベント「獣道」を何度も主催。2018年の「獣道弐」では、EVO2017で優勝したときど選手とウメハラ選手の10先が実現し、ドリームマッチとして語り草となっている。それだけに、投稿を見たXユーザーからも「獣道を期待せずにはいられない」「あるのか獣道!?これ実現したらまじでやばい」と驚きの声が上がっている。
メナRD選手が「今年でなくても、すぐでなくても構いません」と、期限を区切らず、またリプライやダイレクトメッセージでもなく公開投稿で綴った挑戦状。これを受けてウメハラ選手がどう決断するのか、スト6ファンにとっては目を逸らせない展開だ。
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