「これ…前任者の仕事だろ!?」ママ友ゼロ!コミュ障ママがPTA役員に!!身勝手な保護者に振り回された話【作者に聞く】

これはブログ「ナミの『まぁ、いっか』絵日記」で紹介されたエピソード漫画で、人との関わりが苦手なママが、初めてPTA役員を引き受けた時の話である。ナミさんは5歳上の会社員の夫と結婚後、2人の子どもを出産。上の子が小学校に入学したばかりの当初は、下の子がまだ赤ちゃんだったため免除されていたが、ついに順番が回ってきてしまった!

ついにこのときが来た…!画像提供:ナミ

「ま…1回は絶対やらなきゃいけないんだし…なんとかなるっしょ」と思っていたナミさんだが、前任者から引き継ぎの資料を託され、自宅で紐解くと、その量なんと畳半畳分!?思っていたよりやることが多く、実際に詳しい説明を聞いてみると人との関わりも多いということに気づいたナミさん。当時のナミさんはママ友がひとりもおらず、自他ともに認める“コミュ障”だったのだ。「大変なものを引き受けてしまった…」と夜も寝付けなくなってしまった…。この件に関してナミさんに話を伺ってみた。

親切だった前任者だが、このあと連絡が取れなくて…画像提供:ナミ


――引き継ぎの書類がたくさんあったとのことですが、そのあとにある事実が発覚するんですよね?

はい。提出締め切り間近の書類が多数ある理由が分かりました!最初の集まりの日までに持っていかなければいけないのでせっせと作成していたのですが、どうしてもわからないものが多くて。途中で気づきました。「これ、前年度の仕事じゃないかー!」と。前の担当者さんが作っておくべき資料を私に丸投げされていたので書類も多く、締め切りがこんなに急だったんだと判明しました!

道理でマニュアルを見ても、書かれていなかったわけだ!!画像提供:ナミ


――保護者への「年間行事の係の割り振り」も役員の仕事だったとのことですが、どのような点が大変でしたか?

保護者にどの作業につきたいかアンケートを配り、その回答を元に、仕事の割り振りをするのですが、可能な限り本人の希望通りに作成しても、本人以外から抗議の連絡が来たりしました。例えば、バザーの手伝いを第1希望にしていた方にお願いしたら、その親友のような人から「〇〇さんは小さなお子さんがいるのにバザーなんて」と抗議が入ったり…。ほかには「○○さんと一緒の係にしないで」という抗議もあったり…。

みんなちゃんと来てくれたらいいのだが、そうはいかず…画像提供:ナミ

ナミさんの仕事は、係を割り振って終わりではなかった。この後1年間、ナミさんはそれぞれの係の仕事に同行をしなければならなかった。もちろん、すべてというわけではないが、予定を管理し、係の人がちゃんと行っているかを把握しておかねばならない。「直前に行けませんという連絡が入ることはよくありました。でも連絡があるだけいいんです。まったく連絡がつかない保護者もいましたから…」とナミさんは語る。

「ナミの『まぁ、いっか』絵日記」には、一度は専業主婦になったナミさんがワーママとして復職するまでの「保育園探し」や「仕事探し」についてもエピソード漫画に詳しく描かれてあるので、興味がある人は一度じっくり読んでみて!

画像提供:ナミ

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