「霊と対峙する時一番力が出せる服」は巫女服じゃなかった!?元ヤン全開な出立ちで手に持っていたものとは?【作者に聞く】

「手の描き方が美しすぎる!」と話題の漫画家・小菊路よう(
@TheeKick
)さんが、今回描くのは〈腕のお化け〉の話。
仕事に悩み、疲れてしまった会社員・梅さんがうまく寝つけずにいると、目の前になんと〈腕のお化け〉が現れた!この腕のお化けの正体は悪者なのか?味方なのか?
ちょっと抜けたところのある天然な会社員・梅さんと、色白マッチョな腕のお化けの不思議なコンビが繰り広げる、ほっこり笑える怪異漫画の世界にどっぷり取り憑かれてみてはいかが?
「霊的存在」と「それを祓う者」両者の話し合いは穏便に済まされるのか…



ある日とつぜん現れた腕から下だけの〈腕のお化け〉。首を絞められ殺される…と思った瞬間、まさかのバックハグ。その日から始まった梅さんと腕のお化けの不思議な生活を描いた漫画「おツカれお姉さんと腕のお化け」。
その後、すっかり打ち解けあった梅さんと腕のお化け。そんな梅さんのもとに、神社の娘、後輩の潮さんが何かを察し現れた。憧れの梅さんに害をなす悪霊だったら除霊するという。腕のお化けも頑張り屋さんの後輩も、「2人とも傷ついたりどうにかなっちゃったりして欲しくない」と願う梅さんだが…。
潮さんは中学のときに木刀をよく振り回していたといった描写があったが、作者小菊路ようさんは、「剣道などの部活をやっていたわけではなく、ただ『カッコいいから』という理由で持っていたんだと思います」と潮さんのキャラクター設定について語ってくれた。
また、条件反射で2匹のコバエを木刀で仕留めてしまった潮さんが、天に召されたコバエに向かって「すまん」「悪いことした…」と謝っている描写については「神社の娘ということもあって、命に対して真摯に向き合う姿勢があるのかなと思います」とキャラクター設定についても語ってくれた。
そんな潮さんと腕のお化けの話し合い。気合十分の潮さんが扉を開けると、パタパタパタ…とピタゴラ装置が発動し、「ウェルカム」のくす玉が登場。緊迫の空気が一気に解けて、どんでん返しのストーリーが。カッコよくもおもしろすぎて、ついつい一気読みしてしまう作品である。
取材協力:小菊路よう(@TheeKick)
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