「次の誕生日までには結婚も!?」同棲を始めたら次は結婚を意識!価値観が全然違う両家挨拶はハードル高し!?【作者インタビュー】
婚活中にマッチングアプリで年下男子・こうきと出会ったアイコ。見た目も悪くないし、大手IT企業勤めだし、いいかも!?と思っていたら…一緒に行った食事でまさかの「1円単位のワリカン」をしてきた!!衝撃の“ワリカン男”と、おごられて当たり前な“昭和女”は一見わかりあえないと思いきや、互いに少しずつ理解をし、惹かれ始めていく…。
古い価値観を引きずっているアラサー婚活女子が、合理主義な理系男子との恋を通じて価値観をアップデートしていくラブコメ作品「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」。5巻が発売され注目を集める同作について、作者のコニシ ナツコさんに見どころなどを聞いた。




作者のコニシ ナツコさんインタビュー
「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」の作者で自身も婚活を経て結婚されたという、コニシ ナツコさんに話を聞いた。
――最新刊の5巻ではついに、両家の挨拶が描かれます。まだ「結婚」を決めたわけではない2人ですが、ここでは家同士の「価値観」の違いが浮き彫りになってきます。結婚、恋人同士に限らず、職場などでも人と価値観を擦り合わせないといけないシーンは多いと思います。コニシさんが思われる、価値観が違う者同士がうまくいくコツなどがあれば教えてください。
人の価値観はそうそう変えられるものではないと思うので、「自分とはこんなにも考え方が違う人がいるんだな」とおもしろがるしかないかなと思います。私はもともと人格形成の過程を考えてしまう癖があるので、なんでそういう価値観を持ったのか?家族はどんな人なんだろう?子どものころはこういうタイプだったのかな?など考えて楽しんでしまいます。
仕事などでどうしても擦り合わせが必要な場面でうまくいかないときはイライラしてしまうこともありますが…「自分はこう考える」という意思表明ははっきりさせたうえで「自分の方が絶対正しい」とは考えないように心がけていますかね。もしかして自分が未熟なのかもしれないし、レベルアップのチャンスかもしれないので。そのときはそう思えなくても、あとから「あれは新しい価値観を知るいいきっかけだったな」と思うことはあります。
――5巻ではついに…!こうきとアイコの仲がちょっと進展します!冒頭からドキドキしてしまいましたが、5巻の見どころを教えてください。
2人の関係が少しだけ進むので楽しんでいただけたらと思います。これまで2人のラブシーンをほぼ描いていないので、私自身もドキドキしています(笑)。あとは、こうきとアイコの家族の違いです。2人がどうしてこんな人間になったのか、育った環境を想像してもらえるお話になったのではないかと思います。ただ出てくるキャラクター誰にも悪気はないので、環境ってすごいなと思います。
「こんな男絶対嫌!」と思っていたアイコが、固定観念を覆してくる年下の彼の言動に惹かれ、変わっていく様から目が離せなくなる本作。婚活の参考になる描写も多いので、結婚を考えている人もぜひ読んでみて!
取材協力:コニシ ナツコ(@natsukoni81)
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