「スト6」EVO Japan決勝速報 MenaRD選手が連覇達成、グランドファイナルでりゅうきち選手を下し6653人の頂点に立つ

「スト6」部門はMenaRD選手が連覇

2025年5月9日から11日(日)までの3日間、東京ビッグサイトで行われる国内最大規模の格闘ゲーム大会「EVO Japan 2025 presented by レバテック」(以下「EVO Japan 2025」)。最終日の5月11日、6653名がエントリーした『ストリートファイター6』部門のFINALSが行われ、昨年のEVO Japan 2024の覇者・MenaRD選手がりゅうきち選手に勝利し、連覇を達成した。

MenaRD選手がりゅうきち選手を下し「スト6」部門連覇


2日目までに決まったTOP8のファイナリストによって争われたFINALS。日本勢ではももち選手、りゅうきち選手、あきら選手、こばやん選手、ひぐち選手の5名が出場。韓国プレイヤーはLeshar選手とNL選手がともにルーザーズサイドからのスタート、昨年のEVO Japan王者でドミニカ共和国のトッププレイヤー・MenaRD選手はウィナーズサイドであきら選手と激突する開幕となった。

ウィナーズサイドでは、MenaRD選手がウィナーズセミファイナルであきら選手を、ウィナーズファイナルでりゅうきち選手を撃破し、2年連続でグランドファイナルに駒を進めた。

ルーザーズサイドでは、ウィナーズ初戦でりゅうきち選手に敗れたももち選手が、ルーザーズクォーターファイナルで優勝候補の一角・Leshar選手に2セットを先取されるも、目を見張る対応力を見せ逆転。そのももち選手を2025年4月にレンタル移籍でSaishunkan Sol 熊本に加入したこばやん選手が破るが、フルラウンド・フルセットとなったルーザーズファイナルではウィナーズサイドから回ったりゅうきち選手にわずかに及ばず。りゅうきち選手がグランドファイナルでMenaRD選手との再戦を決めた。

ウィナーズファイナルでは2-3と競り合う格好となったりゅうきち選手とMenaRD選手。りゅうきち選手は自身の代名詞とも言えるケンでMenaRD選手のブランカに臨むも、人間性能とも呼ばれるミスのないプレーを維持したMenaRD選手が読み合いを制して勝利。MenaRD選手はEVO Japan スト6部門連覇の快挙を成し遂げ、優勝賞金175万円を手にした。

「スト6」FINALS 順位

優勝:MenaRD
2位:りゅうきち
3位:こばやん
4位:ももち
5位タイ:あきら
5位タイ:Leshar
7位タイ:ひぐち
7位タイ:NL

もう一つの世界大会「EVO Japan」とは?

東京ビッグサイトで3日に渡り開催される格ゲーの祭典「EVO Japan 2025」


「EVO Japan」は、毎年ラスベガスで開催される世界最大の格闘ゲーム大会「EVO」の理念を受け継いで日本で開催されるもう一つの世界大会。EVO Japan 2025では、下記7作品をメインタイトルに選出。1on1(個人戦)では各タイトルのエントリー数に応じて賞金額が変動し、タイトル間で最多となる6653名がエントリーしたストリートファイター6の優勝賞金は175万円に。5on5(団体戦)では各タイトル50万円ずつの優勝賞金が設定され、7タイトル合わせての賞金総額は昨年の1400万円を上回る1500万円となっている。

メイントーナメントには6タイトル計9875名がエントリー

【画像】大会賞金総額は1500万円


メインタイトル

<1on1>
・『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』
・『GUILTY GEAR -STRIVE-』
・『THE KING OF FIGHTERS XV』
・『ストリートファイター6』
・『TEKKEN 8』
<5on5>
・『ストリートファイターIII 3rd STRIKE -Fight for the Future-』
・『Virtua Fighter 5 R.E.V.O.』

バーチャファイターがメインタイトルに。EVO Japan初の5on5形式を採用

会場内には無数の対戦台が敷き詰められている


EVO Japan 2025の大きな変更点を挙げると、メインタイトルでは昨年の「UNDER NIGHT IN-BIRTH II Sys:Celes」と入れ替わる形でバーチャファイターシリーズからシリーズ最新作「Virtua Fighter 5 R.E.V.O.」が採用。3D格闘ゲームとして30年以上の歴史を誇る人気タイトルであるだけでなく、2024年12月にはシリーズ完全新作『New VIRTUA FIGHTER』Projectの始動が発表されたこともあり、シリーズ全体への注目度が再燃している。

また、ストリートファイターIII 3rd STRIKE -Fight for the Future-とVirtua Fighter 5 R.E.V.O.の2タイトルは、1対1の個人戦ではなく、各チーム5人編成による「5on5」形式の団体戦として開催。これはEVO Japanだけでなく、各国で行われるEVOシリーズ通じても初の試みだ。7タイトル合わせてのエントリー総数は9875名で、昨年を上回る規模での開催となった。

【動画】EVO Japan 2025 Day 3「ストリートファイター6」


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