ラグジュアリーな空間でムーミンママがおもてなし!「ムーミンカフェ フローラルバレー」が表参道に誕生

パステルピンクが目を引くかわいらしい店舗

ムーミンの世界観を体感できる新たなスポット「ムーミンカフェ フローラルバレー」が2025年5月23日(金)に東京・表参道に誕生。昼はアフタヌーンティー、夜はディナーコースが楽しめるだけでなく、ここでしか手に入らないオリジナルグッズも販売する。

看板にはムーミンがチラリ


コンセプトはムーミンママが愛する花々に囲まれた空間

ラグジュアリーな雰囲気とかわいらしさが融合した空間。ソファにおかれたクッションはムーミンママのエプロンをイメージ

天井やディスプレイ棚の上など各所にフラワーアレンジメントが

ムーミンママといえば、植物を育てるのが趣味。ムーミンやしきの前に植えたバラの花を大切に育てていることでも知られている。そんな、“ムーミンママが大好きなものに囲まれた空間で、大切な人を招いておもてなしするための秘密の場所”がコンセプトになっている「ムーミンカフェ フローラルバレー」。店内にはムーミンママが大好きな花が各所に飾られていて、アンティークなインテリアや、大きな原画もすてき!まるで物語の中に足を踏み入れたような気持ちに…!

ムーミンの物語の中にいるような店内の雰囲気


“畑の伝道師”として知られる渡邉明シェフ

シェフの渡邉明さんは「AWkitchen」や「やさい家めい」、「Mr.FARMER」など野菜を主役にしたレストランを多数手がけ、“畑の伝道師”としても知られるベジタブルフラワーアーティスト。華道にも精通していて、野菜や花を料理や空間に表現することを得意としている。

物販エリアの棚の装飾も実は渡邉シェフが手掛けたもの。「ムーミンカフェ フローラルバレー」の空間そのものを演出している。渡邉さんは8年連続世界幸福度ランキング1位のフィンランドにちなみ、「お皿の上に、みなさんを笑顔にする料理やスイーツを提供し、幸せな気持ちを運べたら」と話す。

一段ごとにテーマが違う!ムーミンの世界にどっぷりつかれるアフタヌーンティー

「ムーミンカフェ フローラルバレー」のアフタヌーンティー

オープンから16時まで(料理のラストオーダーは14時30分)は「フローラルバレー アフタヌーンティー」(8800円)を提供。ムーミン谷の仲間たちにちなんだスイーツやセイボリーが3段のティースタンドに並ぶ。それぞれの段にテーマがあり、思考を凝らして作られたメニューは一つひとつにこだわりの強さが感じられる。ビジュアルや味はもちろん、全体のバランスがすばらしい。甘さの中に酸味や苦味を効かせていたり、食感が特徴的だったり…塩気の効いたセイボリーもある程度のボリュームがあるので、これだけたくさんのスイーツもペロリと食べられてしまう。

上段「フラワー」。「ムーミンとスノークのおじょうさんのレモンマフィン」は酸味が効いていてさっぱり食べられる。「オレンジショコラタルト」はチョコレートの苦味とオレンジのマリアージュがすばらしい大人向けのタルト。サクサクの食感にも注目を

上段は「フラワー」がテーマ。ムーミントロールやスノークのおじょうさんが花に囲まれているようなレモンマフィンやムーミンママとムーミンパパのマカロンなど、プレートの中に花咲くムーミン谷を表現している。

中段「ムーミン谷」。3層になっている「真っ赤なルビーのフラワーゼリー」は店内の壁にも飾られている原画に描かれている、トフスランとビフスランが隠し持つ「ルビーの王さま」をイメージ。パンナコッタの上にエディブルフラワーのゼリー、そしてローズのゼリーが重ねられている

中段のテーマは「ムーミン谷」で、スナフキンの帽子を表現したピスタチオロールケーキや、物語に登場する「ルビーの王さま」をイメージした真っ赤なフラワーゼリーなど、見た目にも鮮やかなラインナップ。

下段「森」。「真っ黒なアランチーニのウニのせ」や「サーモンサンド」など塩気の効いたセイボリーのほか、サラダもあって箸休めに◎。マシュマロでできたニョロニョロやメレンゲでできたきのこももちろん食べられる

そして、「森」がテーマの下段には、マシュマロのニョロニョロの姿が。野菜のコルネや真っ黒なアランチーニ、サーモンサンドといったセイボリーが並ぶ。

アフタヌーンティーのドリンクは10種類から選べる。デカフェやカフェインレスも複数そろっている

ドリンクは10種類の紅茶から選べる。ショウガベースに、レモングラスやシナモンをブレンドした「アーユルヴェーダハーブ&ジンジャー」はオリジナルでブレンドされたノンカフェインのハーブティー。デカフェ、ノンカフェインのメニューも5種類あるので、カフェインを気にしている人でもいろいろな選択肢があるのがうれしいポイントだ。

おしぼりのパッケージもかわいらしい!トングの先が“ニョロニョロの手”風なのもポイント


花々に囲まれながらいただく「フローラルバレー ディナー」

ディナーコースの一例

昼間とは雰囲気も変わるディナータイムは、静かで落ち着いた時間を過ごせる。料理は好きな組み合わせを選べるプリフィックススタイル。一皿一皿をゆっくりと味わいながら、ムーミンの物語の世界観を堪能できる。

ディナーは前菜とメインがそれぞれ4種から選べる

「ムーミンやしきからのアミューズ」

アミューズの「ビーツのスープ」

ディナーコース(8800円)は、アミューズ、選べる前菜、選べるメインにデザートとドリンクという組み合わせ。

選べる前菜の「じゃがいもサラダとフィッシュフライ」

「サーモンとおやさいのクレヨンテリーヌ」

「スモークしたニシンとサーモンのタルト」

「ニシンのキャビアをのせた人参プディング」

選べる前菜は、「じゃがいもサラダとフィッシュフライ」、「サーモンとおやさいのクレヨンテリーヌ」、「ニシンのキャビアをのせた人参プディング」、「スモークしたニシンとサーモンのタルト」の魚を使った4品から選べる。

ほうれん草のパンに燻製バターがよく合う

どれも色鮮やかで、野菜それぞれの特徴を活かし、食感や味付けを変えていたり、野菜に合わせたソースを使っていたりと、渡邉シェフならではの味が楽しめる。

選べるメインの「ムーミン一家のバカンス」

「スナフキンの訪れ」

「ムーミン谷の収穫」

「ムーミンパパのつりの日」

選べるメインは、物語のタイトルのようなメニュー名になっている。「スナフキンの訪れ」はハーブをたっぷり効かせたグリーンラビオリ、「ムーミン一家のバカンス」は魚介とトマトたっぷりなブイヤベース、「ムーミンパパのつりの日」はそば粉のクレープ生地のサーモンステーキ、フルーツトマトソース、フィンランドのクリスマス料理でもある根菜のサラダ「ロッソリ」、「ムーミン谷の収穫」はじっくり煮込んだ和牛の赤ワイン煮にいろいろな野菜を添えている。

和牛の煮込みはナイフがいらないほどのやわらかさで思わず感動

ナイフがいらないくらいの柔らかく煮込んだ和牛は肉の旨味とソースのコクが口の中に広がって、満足度の高い一品。

「ムーミンママからのごほうび」

ドリンクはカフェインレスの「ソフトピーチ」など、10種のティーから選べる

デザートはアーモンドクリームとオーツミルクアイスを忍ばせた、カルダモンが効いたシュークリームが「ムーミンママからのごほうび」として出てくる。こちらは、イースターの時期にフィンランドで食べられる“ラスキアイスプッラ”(スウェーデンでは“セムラ”)をイメージしている。昼のアフタヌーンティーも夜のディナーコースも予約制となっているので、事前に予約をしてから足を運ぼう。

限定グッズも!ディスプレイでもムーミンの世界観を表現

物販エリアにはムーミングッズやムーミンのお菓子、食器などが並ぶ

入口からすぐのショップスペースでは、ムーミングッズを販売。「Floral Valley 限定クッキー」(2200円)をはじめ、「Floral Valley 限定 チョコレート」(2200円)、「Floral Valley ジャム」(880円)、「Floral Valley 文旦シロップ」(2200円)など店舗限定のアイテムもそろう。

「ムーミンカフェ フローラルバレー 限定クッキー」(2200円)

店舗オリジナルの「Floral Valley ジャム」(各880円)や「Floral Valley 文旦シロップ」(2200円)はお土産にもおすすめ

店舗限定の「チョコレート」(6個入り2200円)。物語に出てくる宝石をイメージ

オリジナルの「トートバッグ」(2200円)もかわいい

ほかにも、人気の食器やぬいぐるみ、キッチングッズ、お菓子など手土産やギフトとしても喜ばれそうなたくさんの品がラインナップ。今後もオリジナルグッズが登場予定なので、ぜひ店舗でチェックしよう。

一輪挿しやおきもののディスプレイも世界観たっぷり

「ニョロニョロの一輪挿し」(1万1000円)

「シリコーンスパチュラ」(S 1760円、M 2640円)


ムーミンの世界観を体感しながら、キャラクターや物語を感じさせるスイーツや料理が楽しめる「ムーミンカフェ フローラルバレー」。「ムーミン」の魅力を味わえる新たなスポットに行ってみよう。

実はトイレの中もかなりかわいいので要チェック



(C)Moomin Characters

取材・文/岡部礼子

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