兄のドリンクをひと口「大人ってこんな苦いものを飲むのか…」誤飲した経験談を注意喚起【作者に聞く】
『お宅の夫をもらえませんか?』や『田端、明日は売るつもり』などを描く漫画家のみこまる(@micomalu)さんのエッセイ漫画『ホットレモンドリンクの苦過ぎる思い出』を紹介したい。本作は、ドリンクホルダーに置いてあった飲み物を誤飲した経験を描く。よくある出来事だが、実は重篤な中毒症状になる危険もあるので気を付けよう。
ポップな見た目に反して、すごく苦かった

みこまるさんがまだ10代のころの話。兄に車で塾まで送ってもらう際、ドリンクホルダーに飲んだことのないペットボトルが置いてあった。「どんな味なんだろう?」と、好奇心でひと口飲んでみた。しかし、それは見た目のポップさとは違って、とても苦かった!コーヒーすら飲んだことがなかったみこまるさんは、「大人ってこんな苦いものを飲むのか。信じられん…」兄の味覚を疑ったと当時を振り返る。

「初めて飲んだけど、これけっこう苦いんだね~」と、車に戻ってきた兄に話すと、兄は驚愕!「お前、まさか飲んだの?それ灰皿だよ?」と言った。言われてようやく苦さの原因がわかったみこまるさん。コメントには、「よく死ななかったですね」「急性ニコチン中毒になる可能性があります」「ニコチンは水分に解けやすいので死ななくてよかったです」などの声が届いた。体調を心配する読者の声にみこまるさんは感激したという。

タバコの葉に含まれるニコチンは、液体に浸すと100%溶け出すという。摂取するとニコチンが大量に吸収されることになり、重篤な中毒症状を引き起こすこともあるとか。「ペットボトルは安易に手を出しやすいので、くれぐも気をつけてほしい」と、みこまるさんは注意喚起を促す。
取材協力:みこまる(@micomalu)
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。