【スカッと漫画】「少しは役に立てよ!」妻を見下し、子もないがしろにしてきた夫に天罰が下る!?家庭内モラハラを描いた漫画の作者に話を聞いた
モラハラ(モラルハラスメント)とは、暴言や人格否定などの倫理や道徳に反した行為により人に精神的苦痛を与えることで、職場や家庭において、さまざまなハラスメント行為が問題となっている。なかでも近年、言葉や態度で精神的に支配していく「モラ夫」に苦しむ妻たちが、SNSにその苦しみを綴るなど「モラ夫」の実態がつまびらかにされてきている。
そんなモラ夫を「モラ夫解体屋」の力を借りて成敗し、人生をリスタートさせていく妻の姿をオムニバス形式で描いた漫画『
モラ夫解体屋 その夫、本当に必要ですか?
』の1巻が発売され、注目を浴びている。今回は、同作のシナリオ担当のかうちさん、作画担当の黒野ナツ子さんに話を聞いた。



かうちさん&黒野ナツ子さんインタビュー
――制作にあたり、こだわられた点はありますか?
【かうち】モラハラを受けている妻の内面を丁寧に表現することにこだわりました。モラハラによって自尊心を失っていく様子、そして少しずつ自分を取り戻していく過程を、読者が「自分のことかもしれない」と共感できるような心理描写を心がけました。
――本作の中で、特に読者に注目してほしいシーンを教えてください。
【黒野ナツ子】偉そうにしていたモラ夫が、どんどん追い詰められて蒼白になっていく様子を楽しんでもらえたらうれしいです。
――読者へメッセージをお願いします。
【かうち】この作品を通じて、モラハラという問題が特別なことではなく、私たちの身近に潜んでいる可能性があることを伝えたいです。そしてこの作品が、もしモラハラにあったときに1人で抱え込まず、誰かに助けを求めたり、一歩踏み出すきっかけになればと思っています。ぜひ、読んでみてください。
【黒野ナツ子】未熟な部分もたくさんありますが、精一杯描きましたので、楽しんでいただけたらうれしいです。次話以降もさまざまなモラ夫が登場しますので、ぜひ引き続きご覧いただけましたら幸せです!
どれも「モラ夫」を描いたストーリーだが、決して夫だけでなく、さまざまな「モラハラ」への対応の仕方として参考になる部分も。近くに「モラハラ」な人がいなくても、「こういう人いる!」と共感できたりスカッとするエピソードが多いので、ぜひ読んでみて。
取材協力:かうち(@kauchi_writer)、黒野ナツ子(@cronoworks2022)
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