【実話】不妊治療で700万円の貯金を使い果たす夫婦!?あきらめかけた最後の治療で奇跡が起きる【著者に聞いた】

ぺ子(@pntmaster)さんは、SNSやブログを中心に実話に基づいた作品をいくつも公開している。SNSに投稿された『原因は、俺…?』という作品はフォロワーさんの実体験を基に描かれ、注目を集めている。本作を紹介するとともに、不妊治療の経験がある作者に、治療を経て変化した夫婦の絆などについても話を聞いた。
※この作品は事実に基づいたフィクションであり、実在する人物・団体とは関係ありません。
※本作にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。

長年の不妊治療で、700万円の貯金をすべて使い果たそうとしている夫婦。大変なことはあったが、「ここまでやったら、もう悔いはない」と話す妻。そして「この3回で不妊治療を終わりにしよう」と夫に告げる。

福岡で治療を始めてからは生活習慣を気にせず、妻と一緒にはしご酒をして遊んだりした。気を抜いて生活しているうちに、治療もどんどん進んでいく。

けれど、1回目と2回目は着床はしなかった。2人で終わりを決めているので、むしろ気持ちは楽だったという。

そして最後の着床判定日で、なんと着床に成功!3回目のROSIを用いた治療で、子どもを授かることができたのだ。

ROSIは出産までたどり着きづらいと言われているが、子どもは順調に成長して、無事出産まで辿り着くことができたのであった。

――妻のしょうこさんは無事に出産されましたね。不妊治療を始めてどれくらいで授かったのでしょうか?
推測ですが、授かるまでには4〜5年ほどかかったのではないかと思います。男性不妊が判明するまでが2年、そして病院変更や、治療を休んでいた期間なども含めると、そのくらいの期間になるのではないでしょうか。
――夫婦の努力と前向きな気持ちが、出産という奇跡を起こしたように思えます。この点についてはいかがでしょうか?
このご夫婦の場合は、努力と前向きさが奇跡を引き寄せたと言えるかもしれません。しかし、不妊治療にはどうしても「運」の要素もあります。夫婦でたくさん話し合い、子どもの有無に関わらず幸せに歩める選択をすることが、何よりも大切だと思います。
ぺ子さんのSNSやブログなどではそのほかの作品も投稿されているので、興味があればぜひ一度読んでみて!
取材協力:ぺ子(@pntmaster)
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