【子育て】娘を叱れない幼稚園のママ友にイラッ!?「そんな言葉で子どもに伝わるわけない」と喝を入れる【作者に聞く】

mamagirlにて長く注目されている『ママ友にイラッ!』が公開されて、ネットを中心に話題になっている。本作は「自分以外の誰かに怒られるよ」と注意をする親についてSNS上で議論されていたので、そのような実例を参考に制作したという。今回はプロットを担当したmamagirl編集部・梅田さんと作画担当のタバタユミ(@yumint_Illust)さんに、本作のような母親がいたらどう思うかなどについても話を聞いた。

うちの幼稚園には、木村さんという要注意なママがいる。木村さんは子どもを叱らないことで有名な人で、どんな場面でもニコニコして見ているだけ。

電車で娘のねねちゃんがうるさくても、「子どもはうるさいくらい元気な方がいいよ~!」などと言う。小林さんはそんな木村さんにうんざりしているが、子ども同士仲がいいので、付き合いは避けられない…。

ある休日、小林さんの家に突然木村さん親子が訪ねてきた。仕方なく2人に上がってもらうと、ねねちゃんがソファーの上で飛び跳ね出す。木村さんは「ねねうれしいんだね!」と言って見ているだけなので、小林さんは「じゃなくて止めてよ!ソファーが傷んじゃう!」と怒りながら言う。

すると木村さんは、「ゆきちゃんママに怒られるからやめとこうか!」と言うではないか!?その言葉を聞いて、小林さんは「そんな言葉でちゃんと子どもに伝わるわけないでしょ~!!」と喝を入れる。ねねちゃんもやはり怒られていることを自覚していない様子だ。

そして小林さんは、「何がダメで何がよいか親が教えてあげることが、子どもの成長になるんだと思います」とはっきり伝える。木村さんは子どもが伸び伸び育っていけば、自分の力で成長して、自然とルールが身に付くと思っていたようだ。

木村さんは今まで子育てについて勘違いしていたことに気が付き、ねねちゃんを叱り始める。ねねちゃんは母親に叱られて「ごめんなさい」と謝り、飛び跳ねることをやめる。

その後、木村さんは幼稚園でもねねちゃんに注意するようになり、母親として成長していく姿を目にすることが多くなった。そんな木村さんを見て、小林さんも子どもへの叱り方には気を付けたいと思うのであった。
――梅田さん自身、木村さんのような母親がいたらどう思われますか?
梅田さん:木村さんみたいな母親が実際にいたら、困りますよね。本作については「うるさくすると店員さんに怒られるよ」等といった、子どもに対して“自分以外の誰かに怒られるよ”という注意の仕方をする親についてSNS上で議論されていたため、SNSで話題となっていた実例を参考に制作しました。
――小林さんが木村さんに注意したシーンは、どのような気持ちで描かれましたか?
タバタさん:私が子持ちというのもあり、注意する難しさを実感しているからこそ、教えるという行為の大切さを伝えられたらいいなと思いながら描いておりました。
今回は子育てに関する作品をお届けした。mamagirlでは女性が共感できるような作品が数多く投稿されているので、興味があればこの機会に読んでみて!
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取材協力:mamagirl編集部・梅田/タバタユミ(@yumint_Illust)
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