【アパレル】意外な方法で売上に貢献した販売員!?いつも通りの提案は「まだまだ二流」と語る【作者に聞いた】

いつも通りの提案は「まだまだ二流」と語る販売員画像提供:(C)2025 ぼのこ

ぼのこ(@bono_gurai)さんは、SNSやブログを中心にリアル&コミカルな漫画をいくつも公開している。2025年10月現在も連載中の漫画『アパレる』はアパレル店員の日常がリアル&コミカルに描かれている。今回は、アパレル店員の経験がある作者に販売員が提案したミックスコーデなどについてもインタビューした。

『アパレる』169画像提供:(C)2025 ぼのこ


ポップアップで商品が想像以上に売れず、意気消沈するニクちゃんと桜木さん。ボマーボマーは個性的なデザインの洋服を扱っていて、お客さまにすすめるもなかなか販売にはいたらない状況だ。

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ニクちゃんから残り2週間で最低4着売るという販売目標を聞いて、桜木さんは驚愕してしまう…。

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するとアイちゃんがほかのブランドの商品と一緒にボマーボマーの洋服もすすめてくれて、一気に3着も販売!お客さまに普段とは異なるテイストを混ぜる「ミックスコーデ」を提案したことで、購入にいたったという。

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相手の『いつも通り』を提案しているうちは、まだまだ『二流』だと言うアイちゃん。そして「デキル販売員は予想外を攻める!」「商品提案も独創的でなくちゃ」などと笑顔で話す。けれど、場所が2階ということもあり、お客さまがなかなか来ない…。

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そこでリーダーの許可を得て、展示場所を1階へ移動させることに。その後お客さまの目に留まる機会が増え、商品の売れ行きも伸びていった。売り上げ目標の4着を無事達成することができ、喜ぶ販売員たちであった。

211画像提供:(C)2025 ぼのこ


――ボマーボマーの洋服が一気に3着も売れましたね!アイちゃんが提案したミックスコーデについて、ぼのこさんの意見をお聞かせください。

アイちゃんはブランドやカテゴリにとらわれず提案できる柔軟な販売員です。アパレル現場では「オケージョン」「カジュアル」など、テイストやターゲットごとに分かれたレーベル(ブランド内の小カテゴリー)単位で担当が決まることが多いですが、彼女はその枠を越えて自由な発想でコーディネートを提案します。お客さまの「その発想はなかった」を引き出せるのは、まさに彼女ならではの接客ですね。

――ポップアップでは目標達成しましたね。販売戦略やチームの協力的な姿勢などがよかったと思われますが、その点についていかがですか?

今回の目標達成は、チーム全員の力が合わさって初めて実現したものです。ブランドについて知識の深いスタッフ(ニクちゃん)が主体的に勉強会を開いたことで、ほかのメンバーも商品に関心を持ち、提案の幅が広がりました。最終的に売り上げにつながったのは、互いの強みを尊重し合う協力体制があったからだと感じます。

ぼのこさんはほかにも数多くの作品を描いているので、興味があればこの機会にぜひ一度読んでみて!


取材協力:ぼのこ(@bono_gurai)

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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