「僕は自分がめんどくさくて気持ち悪くて最悪だ」ふさぎ込む男の子にスライム・泥沼君が愛情を示す様子が尊すぎた【作者に聞いた】
人間の男の子とスライムの男の子、姿が違う2人の恋を描いた『スライムだけど愛してる。』をノスタルジックな雰囲気で描くのは、漫画家・清水幸詩郎(@smzk013)さん。
ウォーカープラスでは、学校でいじめにあっている人間の男の子・なゆた君と、人気者のスライム・泥沼君の、時にドキッと、時にほっこり、また時に不穏な雰囲気の恋物語をお届けする。
教室の黒板に相合傘を書かれて陰湿なからかいを受けたスライム・泥沼君となゆた君。なゆた君は涙を流しながら教室を飛び出してしまいます。夕方、公園のブランコに乗りながらふさぎ込むなゆた君を泥沼君が見つけます。
――学校で陰湿な仕打ちを受けたなゆた君は、教室を飛び出し、夕方になるまで公園のブランコに揺られて沈み込んでいました。もう人生の何もかもが嫌になって頭がぐるぐるしている様子が、髪の毛の塗り方で表現されているように感じました。このような感情を色の塗り方で表現するために、意識していることを教えてください。
【清水幸詩郎さん(以下、清水)】線で感情を表現するのが好きなので、なるべくトーン効果よりも線での効果をたくさん入れたいなと意識しています。
――「俺は誰が何と言おうと、なゆた君と一緒にいたい!」という泥沼君の素直でストレートな言葉に、うるっときました。なゆた君がどれほど救われたか…。口に出すのはちょっと恥ずかしい、でも心の中ではずっと思っている、そんな素直な言葉を言える泥沼君が羨ましいです。泥沼君の性格は、どのように設定づくりしたのでしょうか?
【清水】弱いところやできないことがたくさんあって悩むこともあるけれど、そんな苦しみや悲しみがわかるから愛情深い、そんなキャラクターにしたいと考えました。
――教室を飛び出して帰ってこなかった2人に、先生が反省を促す場面がありました。「昨日はどこへ行ってたの?先生だけじゃない…クラスのみんな心配していたんですよ!」と話します。「嘘つけ!」という読者さんのツッコミが聞こえてきそうな場面です。この先生の嫌みな感じが随所に感じられますね。この先生、モデルがいたりしますか?
【清水】自分が昔、学校の先生に言われたことなどを参考に、いろんな先生を合体させています。
――職員室から出たあとのなゆた君の悪そうな表情がとてもかわいかったです。ふたりとも反省したふりをして、うまく乗り切ったのですね。清水さんは学校で職員室に呼び出されたことはありますか?僕は何度かあります(笑)。
【清水】呼び出される前にすぐに謝りに行って、「よく謝りにきたね」と逆に感心され許される戦法をとる、かわいくない子どもでした。
思わず教室から飛び出したなゆた君と、スライムの泥沼君。翌日、学校を無断で抜け出したことを担任の先生に咎められますが、2人のつながりはより強くなるのでした。尊すぎる2人の愛の行方はどうなるのでしょうか。次回もお楽しみに。
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