「そんな話、聞いてない!」夫が勝手に決めた義母との同居→娘を連れて家出した妻の「覚悟」【作者に聞く】
2022年末にX(旧Twitter)で連載され話題を呼んだ、横山了一さん(
@yokoyama_bancho
)の『どちらかの家庭が崩壊する漫画』。妻の同意なしに親との同居を決める夫と、そこから逃げ出す妻を描いた本作が、大幅加筆とオールカラーで書籍化された。今回は横山了一さんに制作の裏側について話を伺った。
勝手に決まった義母との同居
エリート夫のシュウは、妻のユイの気持ちを無視し、自身の母との同居を勝手に決めてしまう。ユイにとって義母は、悪気はないものの意見を押し付けてくる苦手な存在だった。
拒絶しても諦めない夫に対し、ユイは娘を連れて家出を決行。ママ友である毒山海(ぶすやま・マリン)の家に身を寄せる。一方、残されたシュウと義母は、なんとしてでも孫を取り戻そうと息巻いていた。
パパ友との距離感と交流
作中ではママ友同士の熱い友情が描かれるが、横山了一さん自身の「パパ友」事情はどうだったのか。
育児に積極的に参加してきた横山さんだが、パパ友との付き合いについて「息子が幼稚園のときに話をしていたパパはいたが、飲みに行くなどはさすがになかった。同世代の子供がいる同業者とは一気に距離が近づき、家族ぐるみで遊ぶこともあったが、パパ友のみの集まりはハードルが高い」と振り返る。
一方で、ネットに育児漫画を載せてからは「温かい意見をくれるパパさんもいたりしたので、僕は恵まれているほうなんじゃないかな」と語った。
トーンを使わない独自の表現
連載中、読者からは「仕事の合間の息抜きになる」「男性漫画家からこういう作品が出てきてうれしい」といった反響があった。「女性が描くと生々しくなるが、さっぱりしていて読みやすい」という意見もあり、男性が描くことに意義を感じたという。
書籍化にあたりストーリーは変わらないが、絵を描き直しオールカラー化されている。あえてトーンを使わず線だけで表現することで、勢いのある描写はそのままに、より読みやすい内容に仕上がった。SNS連載時ではわからなかったキャラクターの色もつき、作品世界に深く浸れるはずだ。
取材協力:横山了一(@yokoyama_bancho)さん
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