市販の焼きそばが激ウマになる「秘伝のレシピ」→「顔面から火柱が…」激ウマレシピの裏に潜む恐ろしい結末【作者に聞く】
市販の焼きそばが、ひと工夫で「脳天をぶち抜く」ほどの激ウマ料理に変わる――。そんな魔法のようなレシピを紹介した前田シェリーかりんこ(@karincolife)さんの漫画が話題だ。しかし、その甘美な誘惑の裏には、まつ毛と前髪を失いかねない「実録・調理事故」という恐ろしいオチが待っていた。
1.6万超の「いいね」を集めた本作。中毒性抜群の「みりん焼きそば」の正体と、命がけ(?)の調理工程について、かりんこさんに詳しく話を聞いた。
※本作にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。
母から受け継いだ「泳ぐほどのみりん」。味の濃さは通常の5倍!
事の始まりは、かりんこさんの幼少期。実母が作る「○ちゃん焼きそば」の味が、よその家で食べるものと明らかに違っていたことだった。その秘密こそが、麺を蒸らす際に水ではなく「本みりん」をドバドバと投入すること。
麺がちょっと泳ぐ程度までみりんを入れるのがコツ。ヒヨった量だと中途半端になるので、泳ぐくらいにぶち込むのが私の正解です。コクと甘みの深さが桁違いになります。
その味わいは、かりんこさん曰く「特濃こってりもっちり甘々」。通常の焼きそばの濃さを3とするなら、このレシピは15に達するという。子供もがっつくほどの魔性の味だが、その分、調理には細心の注意が必要となる。
「鏡の前で自画撮り」して再現。燃え上がる前髪と執念の作画
本作の最大の見どころは、後半で描かれる「顔面フランベ」の惨劇だ。みりんには大量のアルコールが含まれている。一気に強火で加熱し、揮発したアルコールに引火すると、フライパンから巨大な火柱が立ちのぼる。
焼きそばの調理法と、前髪とまつ毛が燃えたことを伝えたくて描きました。鏡の前に飛び出した自分の顔を確認しながら描くなど、作画には無駄に時間をかけています。
「激ウマ魔改造レシピかと思ったら、命の危険だった」とコメント欄が震撼したこのシーン。おいしさを伝える以上に、みりんの「致死量(火災の危険性)」を呼びかける強いメッセージ(と笑い)が込められている。
実体験を「激しめの言葉」で綴る、エッセイ漫画の新境地
かりんこさんは、これまでにも『
メンヘラ製造機だった私が鼻にフォークを刺された話
』など、常人ではなかなか経験しない強烈な実体験をエッセイ漫画として発表してきた。
どの漫画も表現や言葉尻がちょっと激しめですが、あまり聞いたことがない世界を読んでみたい方に、ぜひ活動を追っていただきたいです。
「みりん焼きそば」は、野菜をたっぷり加えることで家庭でも楽しめる味になるとのこと。ただし、アルコールの扱いにだけはくれぐれもご注意を。「脳汁」の前に「火柱」を出さないよう、火加減には細心の注意を払って挑戦してみてほしい。
取材協力:前田シェリーかりんこ(@karincolife)
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。








