8年ぶりの合コン「幹事1名無料」→男から2倍徴収する女に「幹事ビジネスじゃん!」それって正当な権利?【作者に聞く】
友人から8年ぶりに誘われた合コンは、メンバーも店も引っかかるポイントばかり。気まずい雰囲気のなか、1人調子よく振る舞う幹事には裏の思惑があって……。
Instagram(@negimayo3)とブログ「ここはネギマヨ荘」で、自身の経験などをベースにした漫画を発信している2人組クリエイターのネギマヨさん。作画をネギさんが、原作と塗りをマヨさんが担当し、身近に潜む強烈な人物などを描いた作品で人気を集めている。
本作「私はおいしい幹事ちゃん」は、ネギさんが巻き込まれた「幹事ビジネス」の一幕を描いたシリーズだ。久しぶりに参加した合コンは、男性側だけ妙に若く、料理は焦げていて量も少ない。幹事の女性「カンジちゃん」は、遅れてくる女性の到着をしきりに気にしていた。
違和感を覚えたネギさんが店の情報を調べると、そこには「8人以上で幹事1名無料」の文字があった。小ずるく自分の参加費を浮かせるだけでなく、男性陣から料金の倍の額を徴収するなど、怪しげな行動が次々と重なっていく。
幹事ビジネスとは、主催した飲み会などで幹事があの手この手で多めに参加費を集め、本来の料金との差額を懐に入れる「儲けの手口」である。
「詐欺の片棒を担がされた気分」えげつない手口への怒り
本作はネギさんの実体験がもとになっている。マヨさんにこの話をしたとき、「それは幹事ビジネスだよ」と指摘されたという。マヨさんは「幹事をすることが多かったので『幹事さん無料!』というプランを知っていました。これで小遣い稼ぎをする人がいるのではと思って検索して知ったんです」と語る。まだ知らない人も多いため、注意喚起の意味も込めて漫画化に至った。
作中で「詐欺の片棒を担がされた気分」とつづっているネギさんは、「幹事って大変だと思うんですが、カンジちゃんみたいな人がいることで『幹事=儲かる』と思われても嫌だなと思いました。いつか恨みを買わないか心配ですね。友人もいなくなるでしょうし、稼げるとしても対価が大きいなと思います」と胸の内を明かす。
一方のマヨさんも「どう考えても、いい大人で『そういうグレーじみたことをしている』というだけで失うものが大きいですよね。バカだな〜、と」とばっさり。「真面目に働いたほうがいいだろうと思っていたのですが、副業として計算してみるとなかなかボロい商売で、悔しくなりました(笑)。でも、グレーなことは正当化しちゃあいけませんよ」と苦言を呈した。
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