【事故物件】玄関先に立つ“黒髪の女”…いわく付きの「嫌な家」に引っ越してきた一家を待ち受けていた怪異

悪霊が見えない配達先の家族を心配して、配達員が除霊に挑戦!?

「その家の玄関先にいるのは、この世の人ではない人でした」という一文から始まる、背筋が冷える奇談。現役の郵便配達員たちが実際に体験した不思議な出来事を漫画化する「郵便屋が集めた奇談」から、今回はある一軒家をめぐるエピソードを紹介する。配達に訪れるたび、いつも同じ場所に立っている長い黒髪の存在。その家には、過去に一家心中があったという。

玄関先に立つ、長い黒髪の“この世の人ではない人”

玄関先に立つ不気味な悪霊。ピンポンが押せない…送達ねこ(@jinjanosandou)

霊感のある郵便配達員は、見えてないふりをして配達に訪れていた送達ねこ(@jinjanosandou)

家族の攻防_P03送達ねこ(@jinjanosandou)

その家で起きた出来事は凄惨なものだったが、大きく報道されることはなかったという。一軒家が売却されたあと、不動産会社が関係者を形式上入居させたこともあり、そこへ新しく越してきた夫婦は家の事情を知らないようだった。
しかし、霊感のある郵便局員には、その家に“よくないもの”が視えていた。配達先の玄関へ向かうたび、同じ場所に立っている長い黒髪の存在。一方で、住んでいる家族には何も視えていない様子だった。「視えない人たちでよかった…のか?」と悩みながらも、郵便局員は「大丈夫なわけない…!」と考え、ついに行動を起こす。

住人には言えない、郵便局員は1人で動いた

この話について、漫画を描いた現役郵便局員の送達ねこ (@jinjanosandou) さんは「事故物件にそれと知らず転入してきた家族を心配した郵便配達員に聞いた話です」と説明する。事件や事故があった物件について、地域を担当する配達員は事情を知っていることもある。しかし、だからといって転入してきた住人に伝えられるわけではない。

住人には何も知らせないまま、何とか除霊しようとしたN局のカシマさん。ところが、塩をまくという行動が上司の耳に入り、「白い粉を持ち歩いてるそうだな」と思わぬ疑いまでかけられてしまったという。

「霊がいまして」とは言えず…上司への苦しい説明

送達ねこさんによると、職場では日頃から防犯意識を高める研修が行われ、職員同士がお互いの行動にも注意を払っているという。そのため、変わった行動をすれば上司へ報告が行くこともある。カシマさんも上司から事情を聞かれたが、もちろん「霊がいまして」と説明することはできない。

そこで「交通安全で信心してるお守りです」と説明し、納得してもらったという。カシマさんは、仕事などの場では「相手が受け入れやすい話」を徹底しているそうだ。一方、気兼ねのない友人から頼まれれば、引っ越し先に怪しい気配がないか、内見につき合うこともあるという。

「枕元で外国語のような声が」住人が去った部屋

事故物件について送達ねこさんは、家賃が相場より安いことや、好奇心からメリットを感じて住む人もいると話す。一方で、知られないまま入居するケースも少なくないようだ。

以前、あるアパートの住人から「ここ、何かありましたか?」と尋ねられた配達員がいたという。住人は「夜寝ていると、枕元で外国語みたいのをしゃべる声がするんです」と話し、さらに押入れからため息のような音も聞こえると訴えていた。配達員には心当たりがあったものの、怪現象と確実につながるかはわからず、住人が気にすることを考えて、その場では話を聞くだけにとどめたという。

その後、住人は間もなく転出。しかし、その部屋だけは異様なほど居住者が入れ替わったそうだ。初めは気にしていなくても、さまざまな異状が続いたあと、「やっぱり事故物件だったのか」と気付く例もあるという。

郵便配達員が集めた、まだ見ぬ怪異

「郵便屋が集めた奇談」には、本作以外にも配達先で体験した怖い話や不思議な話が多数収録されている。関東の郵便局で現役社員として働く送達ねこさんのもとには、同僚たちが体験した怪異が集まり、それらが漫画として描かれている。読者からは「いろいろなところに配達に行く郵便屋さんならではのお話!!」「こういう不思議で怖い話って好き」「結構背筋がゾクッとしたけど、めちゃくちゃおもしろい…!」といった声も寄せられている。郵便配達員だからこそ知る、日本のどこかでひっそりと起きている“怪異”。その先に待つ結末を、ぜひ漫画で確かめてほしい。

■取材協力:送達ねこ(@jinjanosandou)

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

この記事の画像一覧(全38枚)

Fandomplus特集

マンガ特集

マンガを読んで「推し」を見つけよう

ゲーム特集

eスポーツを「もっと知る」「体験する」

ホビー特集

「ホビー」のトレンドをチェック

注目情報