【鳥肌】「朝7時まで絶対に扉を開けないで」割のいい留守番バイトのはずが→深夜に響く異音に「何かがいることを確信…」
夜11時になったら、和室に散らばった無数のおもちゃを立て、扇風機を「強」で首振りに設定する。そして、朝7時まで決して扉を開けてはならない――。SNSで「怖すぎて鳥肌が止まらない」と1万2000超の「いいね」を集めたのが大家(@ksyjkysk)さんの漫画『扇風機の家』だ。
本作は、怪談ツイキャス「禍話禍ちゃんねる 百怪忌念スペシャル」(@magabanasi)で語られたエピソードをコミカライズしたもの。主人公は、食費付きでゲームやり放題という友人の割のいい留守番バイトを手伝うことになるが、その夢のような条件の裏には、あまりに不気味なルールが隠されていた。
毎晩聞こえる「小物が倒れる音」の正体
作者の大家さんは以前から「禍話」のファンであり、「不気味な和室など描くのが楽しそうなシーンがたくさんあった」と創作のきっかけを語る。漫画化にあたっては、怪異そのものだけでなく、状況を知りながら真実を語らない「友人の表情や行動」に読者が不穏さを感じられるよう、細部までこだわって描写したという。
「なぜ、毎晩おもちゃを立てて扇風機を回し続けなければならないのか?」。簡単な作業のはずが、夜の和室から聞こえてくる「小物が倒れる音」によって、主人公は室内に“何か”がいることを確信してしまう。開けてはいけないはずのふすまに開いた小さな穴。好奇心に勝てず中を覗き込んだ主人公が目撃したのは、この世のものとは思えない光景だった。
視覚で圧倒する「じわじわと追い詰められる恐怖」
大家さんはSFやミステリー要素を織り交ぜた緻密な世界観に定評があり、これまでも静かな恐怖が背筋を伝う作品を発表してきた。
ネットを通じて広がり続ける「令和の怪談」。文字や音声だけでは伝えきれない、大家さん特有の「じわじわと追い詰められる恐怖」が、視覚を通じて読者を圧倒する。暑さが本格的になる季節、背筋に冷たい汗が流れる本作をぜひ読んでみてはいかがだろうか。
取材協力:大家(@ksyjkysk)
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