「青春は過去」と諦める前に…。公園で笑う“年配女性2人”の姿に「青春は終わらない」と気づく【作者に聞く】

日常の何気ない出来事を、どこか切なくも温かなタッチで描く人気漫画家・青木ぼんろ( @aobonro )さん。

サラリーマン生活の実体験や日常の観察をもとにした作品には、「わかる」「こういう瞬間あるよね」といった共感の声が数多く寄せられている。

今回は、学生時代だけのものと思われがちな“青春”という言葉について、大人になってから改めて考えさせられる温かなエピソードと、作者・青木ぼんろさんへのインタビューをお届けする。

公園で見かけた“あの頃”のままの空気

「恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活」episode18~青春と自転車~(1/8)漫画=青木ぼんろ

「恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活」episode18~青春と自転車~(2/8)漫画=青木ぼんろ

「恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活」episode18~青春と自転車~(3/8)漫画=青木ぼんろ


ある日、青木さんが公園で目にしたのは、楽しそうに過ごす年配女性2人の姿だった。

無邪気に笑い合い、軽口を叩き合うその様子は、まるで学生時代の友人同士そのもの。その仲睦まじく生き生きとした姿を見た瞬間、青木さんは「青春に終わりなんてないんだ」と深く感銘を受けたという。

自身の青春時代について尋ねると、「学校帰りに彼女と自転車で田んぼ道を走るような、清涼飲料水のCMみたいな青春に憧れていました」と振り返る青木さん。

高校までは田園風景が広がる地域で暮らしており、そんな“絵に描いたような甘酸っぱい青春”を夢見ていたそうだ。「実際は男友達とバカやって過ごした日々でしたけど、あれはあれで楽しかったです(笑)」と、当時を懐かしそうに語ってくれた。

大人になっても友人と会えば“あの頃”に戻れる


今回の出来事を通じて、青木さんは「昔からの友人と久しぶりに会うと、一瞬で当時の空気感に戻ってふざけ合ってしまうことがある」と語る。

どれだけ年齢を重ねて環境が変わっても、大切な友人との距離感だけは変わらない瞬間がある。だからこそ、「何歳になっても、青春に終わりなどないのかもしれませんね」としみじみ明かしてくれた。

ちなみに、作中で描かれていたランニングについては「ダイエット目的で始めたのですが、紆余曲折あってやめました(笑)」と、青木さんらしいクスッと笑えるオチで締めくくってくれた。

大人になるほど“あの頃”を過去の特別なものとして振り返りがちだが、誰かと笑い合える時間がある限り、青春は今も続いているのかもしれない。日常の愛おしさに気づかせてくれる本作を、ぜひチェックしてみてほしい。


取材協力:青木ぼんろ(@aobonro)
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。製品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

この記事の画像一覧(全181枚)

Fandomplus特集

マンガ特集

マンガを読んで「推し」を見つけよう

ゲーム特集

eスポーツを「もっと知る」「体験する」

ホビー特集

「ホビー」のトレンドをチェック

注目情報