「新米パパ」の皮をかぶった男の下心……親切な25歳店員に「良きパパ」面で距離詰める客に「怖すぎる」
出産を控えた夫婦や家族連れでにぎわう、デパートの子ども服売り場。世間一般では「幸せと笑顔があふれる平和な空間」というイメージを持たれがちだが、現場で働くスタッフの視点から見ると、そこは人間の思惑や厄介なトラブルが交錯する“魔窟”の一面も持っているという。
アパレル業界で約10年のキャリアを持つ人気漫画家・ゆき蔵(@yuki_zo_08)さんが描く『出会いを求める新米パパ』は、そんな華やかな子ども服フロアの裏側で起きた、思わず背筋が凍るような戦慄のトラブルを描いた話題作だ。
今回は、売り場に潜む知られざる人間模様に迫る本作の魅力と、制作の裏側に迫る。
子ども服売り場は「魔窟」!? 笑顔の裏でスタッフが目撃する修羅場
物語の舞台は、ベビー・子ども服を扱う華やかなフロア。主人公の販売員・小森モコ(25歳)は、周囲から「いつも幸せな環境で働けていいね」と声をかけられることが多い。
しかし、モコたち現場のスタッフが日々直面しているのは、微笑ましい家族の光景ばかりではない。出産ハイに陥った顧客の理不尽な要求、スタッフに対するマウントや過剰なクレーム、さらには売り場を「新たな出会いの場」と勘違いして不穏な行動に走る人物まで……。
表向きの穏やかな雰囲気とは裏腹に、人間のエゴや闇がむき出しになる瞬間を目撃してしまうのが、アパレル店員たちのリアルな日常なのだ。
「新米パパ」の皮をかぶった男の正体とは……戦慄の展開に目が離せない
今回クローズアップされるエピソード『出会いを求める新米パパ』では、育児に奮闘する良きパパを演じながら、とんでもない下心を隠して売り場に現れる不審な人物が描かれる。
親切に対応するスタッフに対し、徐々に距離感を詰めてくる身勝手な態度や、フロアの雰囲気を逆手にとった悪質なアプローチ。子どものための空間であるはずの場所で繰り広げられる身勝手な振る舞いに、読者からも「怖すぎる」「こんな客が実際にいたらゾッとする」といった戦慄と共感の声が多数寄せられている。
華やかなアパレルの現場に潜む人間の業や、現場スタッフだからこそ知り得生々しい実態をユーモアと緊張感を交えて描き出すゆき蔵さんの作品群。一筋縄ではいかない人間ドラマが詰まった緊迫のエピソードを、ぜひチェックしてみてほしい。
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