猫好きが「うん、うん」と頷く“猫あるある漫画”がSNSで人気、「これ、読んだら止まらんやつや」
ウォーカープラスの新企画「ウォーカービズ」では、さまざまな業種で結果を残した“職人”たちにインタビューを行い、成長の分岐点となったエピソードや、人生の明暗を分けた決断の舞台裏を紹介していく。

今回紹介するのは愛猫との何気ない日常を創作漫画として描いているキュルZさん(@kyuryuZ)。フォロワー数は33万人を超え、10月29日には単行本「夜は猫といっしょ」を発売。猫好きから圧倒的な支持と共感を集める理由とは?
WEB漫画のマイナス点は「読みだすとやめどきが見つからないこと」

――キュルZさんの名前の由来を教えください。
「明確な由来はなくて、キュルガ(描いてる猫のキャラクター)のキュルに、ロボ的なイメージのZを意味なくつけました」
――漫画を描くきっかけになった原体験を教えてください。
「猫が何かして欲しそうにこちらを見つめてきたり、呼んだりしてくる体験は、漫画を描くきっかけの1つだったと思います」
――WEB漫画の活動をはじめたのはいつからですか?
「2014年からです。これまでにWEBで発表してきた漫画は、猫漫画以外だと落書きの2、3ページのギャグ漫画が数本のみです」
――10月29日に単行本「夜は猫といっしょ」が発売されました。出版までの経緯を教えてください。
「私のピクシブに『猫漫画の書籍化に興味があればお話しをしたい』と編集さんからメッセージをいただきました。とてもうれしかったのを覚えています。担当編集さんはとても優しい方で、出版についていろいろと教えてくれました。それからは、漫画についても相談したりしています」

――タイトルを決めた際の思い出は?
「タイトルを決める際も編集さんが候補をたくさん考えてくださいました。そして編集さんの考えた『夜は猫といっしょ』というタイトルになりました」
――33万人以上のフォロワーがいます。WEB漫画の利点はなんでしょうか?
「いろいろとありますが、いつでも、どこでも、誰でも読める所だと思います」
――逆に、WEB漫画のマイナス点は?
「読みだすと止まらない所でしょうか」
――確かに、キュルZさんの漫画を読みだすと、やめどきがみつからないです(笑)。多くの人に読まれるために努力していることは?
「少しでもわかりやすい漫画を書くことです。そのためにも、絵が上手くなるように日々努力しています」
取材協力:キュルZ @10/29単行本発売(@kyuryuZ)