煉獄杏寿郎の超精巧フィギュアがヤバイ!制作担当者が語るこだわりとは
累計興行収入が早くも230億円を突破したが、まだまだ勢いが衰えそうにない『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。老若男女から支持される作品となった理由の一つとして、物語のキーパーソンである煉獄杏寿郎の功績は大きいだろう。
見た目も心も生き様も、すべてにおいて惚れる要素しかない彼が、1/8スケールフィギュアとして登場。予約受付を開始した。そのかっこよさにひと目で心を奪われた筆者が、フィギュアの制作担当者に完成までの苦労やこだわりを聞いてみた。

印象的な劇場版ティザービジュアルをフィギュア化
今回フィギュア化されたのは、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のティザービジュアル。制作担当者によると、「多くの人の印象に強く残っているポージングのため、大変好評です」とのこと。しかし圧倒的な完成度の裏側には、試行錯誤もあったそう。
ー今回のフィギュア化にあたり、苦労した点はありますか?
「動きのないポーズなので、『煉獄杏寿郎の迫力をいかに出すか』という点が最大の課題でした。手とあごの位置関係や左右の腕から手先まではそれぞれ違う表情にするなど、フィギュアという立体物として無難なものにならないよう、こだわり抜いて造形しています。他にも腰の入り具合や全体のシルエット、炎を受けて舞い上がる羽織など…より良くするにはどうすればいいのか、細部に渡り模索しました」


ー原型が完成するまで、期間はどれくらいかかったのでしょうか?
「原型師の方には、半年以上の期間を割いていただきました。その結果、前述のこだわりを再現するすばらしいものに仕上がっています」
ー見どころが満載のフィギュアですが、特に注目してほしいポイントを教えてください。
「正面カットはもちろんですが、実は後ろ姿が非常に印象的です。煉獄杏寿郎の背負うものを感じさせるような、存在感漂う後ろ姿にも注目してください。


また、彩色もこだわり抜いています。対象をスケール(縮尺)に基づいて忠実に再現するスケールフィギュアならではの色数や塗装を、じっくりと見てください。なかなか目のいかない台座にも、かなり気合の入った塗装を施しているんですよ」


今回紹介した1/8スケールフィギュアは15000円(税込)の完全受注生産品。2021年1月11日(月)24:00まで予約を受け付けており、配送は2021年8月を予定する。細部までこだわり抜いた造りこみと丁寧な色彩によって再現された威風堂々たる姿を、ぜひ手元で眺めてほしい。
※「煉」は「火」+「東」が正しい表記となります。
※開発中の商品画像につき、 実際の商品とは異なる場合があります。
※商品の塗装は彩色行程を手作業で行うため、 商品個々に多少の差異があります。予めご了承ください。
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