【漫画】ただの筋肉バカではない、我が道を突き進むムキムキなワトソンにハマる!
4コマのギャグ漫画をTwitterやInstagramで配信しているすがぬまたつや(@sugaaanuma)さん。「プリケツおじさん」や「孤独のイジメ」などの連載も人気だが、今回は強靭な体で身体能力も高く、信じられないほどの怪力を持つ主人公を中心に展開される「脳筋ワトソン」を紹介する。単純明快で純粋なワトソンがいつも想像を超える言動で驚かせてくれて、「毎回本当におもしろい」「オチで畳みかけてくる」と話題だ。
ただ者ではない、人間を逸脱したワトソン
ある日、相方のホームズと密室殺人の現場を訪れたワトソン。急に片手を振りかざし、壁をバコッと壊すと「これで…密室じゃなくなった」と一言。“間違いじゃないけど、そうじゃない!”とツッコまずにはいられないものの、斬新すぎる行動と誇らしげな表情に“一本取られた”とも思えてくる。




その強靭ぶりは鉄砲の玉をも跳ね返すほどだが、「パンはパンでも食べられないパンは、フライパンとかパンツとか…」と言うホームズに、「食べれんことはないが?」と言ってフライパンをゴリゴリと食べだしたワトソンには驚いた。歯まで強いとは…。あれこれ考えずに自分が感じたままに行動するワトソンのまっすぐさには脱帽だ。




また、腹筋ベルトを買ったホームズに対し、「そんなもので腹筋がつくと思うな」と言って向かった先は電車が走る線路。線路の上に寝ころびながら「これぐらい刺激がないと」とワトソン。人間離れしたストイックさに、読んでいるこちらもゾクゾクしてくる。ここまでくると、もはやワトソンより、ワトソンに乗り上げる電車のほうを心配するホームズの気持ちが痛いほどよく分かる。




いったいワトソンはどれくらい怪力なのか。それは計り知れないが、クリスマスにサンタさんからもらった鉄アレイは5トン。軽々と片手で持ち上げている。




ぶっ飛んでいるけど嫌いになれない愛されキャラ
紹介したエピソード以外にも、筋肉がしゃべり出したり、動きが早すぎて残像が実像になったり、怪力ならではの方法で犯人を自白させたり、一枚上手の言動で楽しませてくれるワトソン。奇想天外だけど侮れない、むちゃくちゃだけどなんか憎めない、そんなワトソンから目が離せない。


すがぬまさんは、TwitterやInstagramで連載のほかに単発の4コマ漫画も配信中。思わず声を出して笑ってしまうユーモラスな話ばかりなので、ぜひチェックしてほしい。

画像提供=すがぬまたつやさん(Twitter:@sugaaanuma)
文=重藤歩美(関西ウォーカー編集部)