疲れてるとき、無性に食べたくなるものは?謎だけどあるあるな「疲れてる」漫画に共感多数!
自身の経験やフォロワーからの体験談をもとに「疲れてる」をテーマにして、Instagramに漫画を投稿しているたくまるさん(@takumaru_illust)。4月に
ウォーカープラスで紹介
した際は、共感の声や疲れているエピソードコメントで盛り上がり、大好評だった。

今回は、フォロワーから寄せられた体験談のなかでも、たくまるさんが特に強く共感した話を聞いてみた。
あまりの謎行動に心配になったり、切なくなったり
まずは、疲れた時に無性に食べたくなるものの話。「カレーを食べたくなるっていう話はシンプルですが、多くの人が『確かに』と納得するのでは、と思い漫画にしました。辛いものを食べたくなるのは、疲れている証拠ってよく言いますよね」とたくまるさん。





実際に“疲れた時に無性にカレーが食べたくなる”には共感の声が多く、筆者もその1人。なぜかは分からないが、疲れている時にカレーを食べると妙に安心感が得られて“染みる”と感じた経験がある。
次は、疲れている時、洗濯機でありえないものを洗っていたというエピソード。洗うのは衣類やタオルだけではないようだ。






「洗濯機にヘルメットは、今までのなかでもインパクト大でした。疲れすぎた時って、自分がなぜそうしたのか覚えていないことって多いのですが、そのなかでも強烈でしたね」
3つ目は、ちょっと心配になってしまう仕事中の出来事。





「仕事中や家にいる時に不意に大声を出したり、突発的に声を出したくなる衝動にかられる話なのですが、これは実際に自分もやっていまして…。気が付いたらというより何か考え事とかイライラしている時に起きやすい気がします。とにかく、精神的にはあまり健康とは言えない状態だと思います…」
4つ目は、スマホ世代ならでは。スマホの画面にやるように、紙に指でシュッシュッとやってしまったというエピソード。




「普段スマホやパソコンを触っている人は、一度はやってしまったことがあるんじゃないかなって思うくらい共感度が高かったです。自分ももちろん経験済みで、紙の上で指を動かしてもっと拡大できればいいのに…と思ったことは何度もあります」
最後は、映画館での謎行動。まるで家にいるかのように、映画の音量をリモコンで下げようとしたちょっと切ない話。





「リモコンで音量を下げようとして映画館にいると気が付いたら、混乱してしばらく映画の内容は頭に入ってこないんだろうな…と想像してしまいました」
たくまるさん自身も疲れた時は叫びます
日本中の疲れている話をパワフルなタッチで漫画にし、働いている人や学生を少しでも元気付けたいというたくまるさん。自分が「これは疲れてるな…」と感じる時は?と聞くと「お風呂に入って頭を洗っている時に『ぼけぇぇぇぇぇ!!!!』と叫んでいる時ですね(笑)。誰に対してとかではなく、自分に対しての叫びです」。



たくさんの人の「疲れてる」話を聞いてきたたくまるさんは、「混沌としている世の中、みなさんそれぞれ違う環境で生活を送っていて、ストレスを感じて疲弊することもあると思います。僕が描いている漫画は、人間誰しもが抱える疲労がテーマ。自分以外の疲れている人の話を見て、少しでも元気になったり、明日も頑張ろうって思ってもらえたら、とても素敵ですね。辛いこともありますが、生きていれば必ず良いことがあると信じて僕は生きています。みなさんも食生活を見直して運動も適度にして、健康的な毎日を過ごしてくださいね」と締めくくった。
たくまるさんの漫画が、日本中の“疲れ”を吹き飛ばしてくれるかもしれない。
取材・文=重藤歩美(関西ウォーカー編集部)