【漫画】青春は「甘酸っぱい」と言うけれど…恋愛にまつわる意味深な一言漫画シリーズにドキリとする
女の子が青春や恋愛について一言語る漫画シリーズが「深い」「しびれる」とTwitter上で評判だ。作者は意表を突いたセリフ回しが特徴的なイラストや漫画で人気のしおひがり(@
shiohigari114
)さん。
ダ・ヴィンチニュースで「好きよ、アホみたいに。」を連載し、自身のTwitterに投稿する1枚漫画「しおひガールズ」もたびたび話題となっているしおひがりさん。今年の6月からは、微笑みを浮かべ印象的なポーズを取る女の子が、恋愛に関する意味深な言葉を投げかける形式の作品を相次いで投稿し、人気を集めている。

中でも、学校の階段を降りながら「あなたの過ごした青春が甘酸っぱかったんだとしたら、それはちょっと腐っていたからよ」と女の子が告げる漫画は2.1万件以上のいいねを集めた。皮肉にも失恋の強がりにも聞こえる一言だが、1枚で完結する漫画だけに真意を知ることはできず、返信欄には読者からさまざまな解釈が寄せられている。

また、「甲子園か国立競技場に連れてって」と告げる漫画には、作者のコメントとして「エースと付き合えれば誰でもいいの」と添えられており、青春ラブコメの王道パターンに対して皮肉めいた雰囲気に。仁王立ちで「五年待ちなァ センセイ」と言い放つ女の子のようにシチュエーションが一発で想像できる作品や、「一度落ちてしまった恋でも三秒以内に拾えばセーフよ」と切なさやほの暗さをよぎらせる作品など、1枚というフォーマットでありながら、さまざまなパターンで恋愛の奥行きを感じさせる漫画が揃っている。

言葉遊びが考えれば考えるほど面白い作品を自身のTwitterで数多く発表するしおひがりさん。今後も目が離せない。
画像提供:しおひがり(@shiohigari114)さん