「シュートが決まったら俺と」王道の告白展開のはずの1P漫画が置きにいきすぎでじわじわ来る
「シュートが決まったら俺と付き合ってほしい」スポーツものでありがちな告白シーンをひねったイラスト漫画がTwitterで話題だ。作者は意外性あふれる作風の短いマンガがTwitterで人気のゐわな(
@iwana_iyo
)さん。
7月17日に投稿されたイラスト「確実に決めたい人」では、体育館のバスケットゴールを前にシュートを決めようとする男の子と、それを見守る女の子が描かれている。

試合に勝ったら、ホームランを打ったら、スポーツの結果に自身の告白を懸けるのはスポーツものの漫画やアニメのお約束。だがこのイラストで「俺と付き合ってほしい」という言葉とともに男の子が決めようとするのは、ド派手なダンクシュートなどではなく基本に忠実な、ゴールに“置きにいく”レイアップシュート。女の子の方も無感動な表情で「だいぶ置きにいったね」と一言。
王道展開のはずなのにまるで盛り上がらない様子にくすっとしてしまうイラスト。投稿には5.9万件のいいねがつき、返信欄では「成功確率高そう」「これは外しちゃダメな奴」と堅実すぎる姿に笑う人が多い一方、「決めないといけないレイアップ外しがち」「それすら緊張で俺は外す」と、置きに行ったからといって確実に決まるわけではないという意見も。画像をもとにシュートの角度から外れると分析するコメントもあり、1枚のイラストからさまざまな反響を呼んでいた。
作者のゐわなさんは、Twitterでオリジナル作品を公開。イオンシネマコミックでも短編集「
フラット19
」を連載中だ。
画像提供:ゐわな(@iwana_iyo)さん