「大好きな趣味をやめたい…」原因はネットの誹謗中傷、依頼者の苦悩を解決する“記憶の消去屋”を描いた漫画に感動の声

2021年8月14日

「趣味のイラストをやめたい…」その理由とは画像提供：秋野ひろ(@16_akino)

人の記憶を自由に消すことができる“消去屋”。もし本当にそんな人物が存在したら、あなたはいったいどんな依頼をするだろう？先日Twitterに投稿され、注目を集めた漫画『どうせ趣味をやめられない』は、人の記憶を消す“消去屋”が実在する世界を描いている。この漫画を描いたのは、漫画家の秋野ひろ(@16_akino)さん。コルクラボマンガ専科1.2期生で、ユーモラスな作品を定期的にTwitter上にアップしている。

先日投稿された同漫画は、消去屋が依頼者の記憶を消した直後の場面からスタート。今回の依頼者は「趣味のイラストをやめたい」ため、「(自分が)絵を描けるってことを忘れさせてください」と消去屋にお願いしていた。

彼女が絵を忘れたいと考えたきっかけは、ネットに寄せられた一件の悪口。自分が描いたイラストをネットに載せていた彼女だったが、そこに「ひどいコメント」をつけられて以来、絵を描くことが怖くなってしまったという。

「いっそ絵のことを忘れたいんです」と震える彼女に対し、「任せてください」とつぶやいた消去屋。しかし彼は、依頼内容とは異なる記憶を消すことにして…？消去屋がとった思いもよらない行動には、思わず「おぉ…」と感嘆の声が漏れてしまうはず。

漫画を読んだユーザーからは、「なんかいいなぁ」「この仕事やってみたい」「読み終わったあとすごいと思ってしまいました」「消去屋さんにもいろいろな思いがあるんだなぁ」などさまざまな反響が続出。また、読み終わった後に同漫画のタイトル『どうせ趣味をやめられない』を思い出し、納得感を得た読者も多かったようだ。