【漫画】人間以上に複雑なペンギン関係!うぶすぎる2羽は恋人秒読みか!?
水族館を愛するあまり「水族館が好きすぎて」(KADOKAWA刊)というコミックエッセイを発売した、漫画家・まつおるか (
@matsuorca524
) さんによる新連載「下町ペンギン物語」がスタート。すみだ水族館で暮らすマゼランペンギンのうぶで濃密な恋愛模様をお届けする。



舞台となるすみだ水族館には、マゼランペンギンたちを日々見守り、ちょっと熱すぎる愛情で観察している飼育員の方々がいる。その熱量でできたのが「すみだペンギン相関図」である。本作を監修する飼育員の皆さんが、ペンギンの豆知識を教えてくれた。



意外!寒い地域で暮らすペンギンは少なかった
―正直、ペンギンは寒いところで暮らしているイメージでした!
「実は、寒いところで暮らすペンギンは意外と少ないんですよ。ペンギン科はコウテイペンギンやイワトビペンギンなど18種ほどあるのですが、寒い地域に生息しているのは2種ほどと言われています。よくペンギンのイラストの背景に描かれるのが、氷山だったりするので、そのようなイメージがついたのかもしれませんね。イメージを払拭したいなぁ、とちょっと思っています(笑)」
―なるほど!すみだ水族館のペンギンはマゼランペンギンなんですよね。
「はい、マゼランペンギンは、人間と同じような気候、日本の気候でも生活が可能なペンギンなんですよ」
―すみだ水族館には何羽のマゼランペンギンがいるんでしょう?
「49羽ですね(2022年2月現在)」
すみだ水族館のペンギンは交尾をしたら恋人確定
―そんなペンギン同士の「恋人」「夫婦」は、どのように定めているのでしょう?
「あくまで我々(すみだ水族館)の基準ではありますが、交尾をしたら“恋人”、産卵をしたら“夫婦”としています。恋人の時や、恋人になる前は、人間さながらのトラブルも起こるんですよ」




愛あり、友情あり、悲恋あり。49羽が織りなす悲喜こもごもの複雑なペンギン関係。もしかしたら、人間よりも複雑な関係性があるかも!?応援したい2羽や、推しのペンギンを見つけて楽しんでみては。