【漫画】「目を合わせてはいけない」“この世ならざるもの”と出会ったら… 最後の1コマに「こわい」の声

素足で歩く“謎の人物”と目があって…

“幽霊といえば足がない”のがスタンダード。足がないことで、その人間が死んでいることに気が付いたという話も少なくない。しかし、仮に足があっても、そのたたずまい、雰囲気から“この世のものではない”と感じることもあるという。今回は「足」が印象的なホラー漫画を紹介する。


この漫画を公開したのは、「想定外」「予測不能」なショートホラー漫画をSNSに投稿して話題を集め、Twitterに10.4万人以上ものフォロワーがいる漫画家・ 誰でもない (単行本発売中ダレ♂)(@daredemonaidare)さん。緻密な人物描写と伏線を効かせたストーリーが特長で、記事が公開されたあとはユーザーたちの“感想合戦”で盛り上がるのがお約束となっている。

2月11日にSNSで公開された 漫画「足」 は、女性3人が集まり、こたつで怪談話を楽しむというストーリー。仲間の1人で怪談収集が好きな女性は、S県の高橋さんが体験した怪談を披露する。


高橋さんは夜、自宅の車庫の前を歩く人に違和感を覚える。裸足で“ヒタヒタ”と歩くその姿に、直感で「人間ではない」と感じたのだという。その後、その人と目が合い、すぐさま車庫に逃げ込んだ高橋さん。後日、その話を聞いた会社の同僚が興味深い話をはじめる…。


「へー…目があったって人は初めてだな」

どうやら、高橋さんが見た“裸足で彷徨う人物”を見た人は複数いるのだという。同僚の話では「ある団体の過酷な特訓で亡くなった」人がいて、その事件の被害者は「この辺出身」なんだとか。「はー…また会ったらどうしよう」と心配する高橋さんに同僚は、裸足の人たちは「団体のマーク」をありがたがっていて、「出たときこれを見せれば何か効果があるかもな」とアドバイスしたのだった。


数日後、自宅の車庫のシャッターを閉めようとする高橋さんの前に、またもや“裸足の人”が現れた。高橋さんは同僚に言われた通り、例のマークを渡す。

「ありがとう」

その感謝の声に、無事解決したと笑みを浮かべる高橋さん。ところが、どこからともなく「私も」「私も」「私…」とマークを欲しがる“裸足の人”が車庫の前にぞろぞろと集まってきて――。


この漫画を読んだユーザーからは、「だ、たれのあしー?!!!」「最後の足は話に引き寄せられたのか?」と、最後の1コマに「恐怖を感じた」という声が多数集まっていた。

冬にわざわざ怪談を楽しむ人は少ないかもしれない。しかし、こたつを囲んでするよもやま話もまた格別。もしかして、こたつの中を覗いたら「ないはずの足」が増えていたりするかも?

画像提供:誰でもない(@daredemonaidare)

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