【漫画】「オレの部屋にはユーレイが出る」見えてないフリするも「ブフッ」幽霊を見てなぜ吹き出したのか!?想定外の展開へ!

ヤングジャンプ系列のフリーオンライン誌での連載をはじめ、さまざまな読切漫画を発表している広間月下(@e hiroma_g)さん。4ページで完結する短編作品などは、SNSなどウェブ上でも気軽に閲覧することができる。
今回は、pixivで第2話まで公開されている「うざ絡み幽霊ちゃん」を紹介する。本作は一人暮らしの男性と、彼の部屋に出る女性の幽霊のコミカルなやり取りを描いた短編作品だ。「うざ絡みする幽霊」というアイデアはどのようにして生まれたのか…。広間月下さんに話を伺った。

――「うざ絡み幽霊ちゃん」に登場する幽霊は、とてもかわいらしい女の子ですね。どういったときにアイデアが生まれたのですか?
「賞に応募するために4ページで描けるネタを考えていた時、“恥ずかしがりやだけど存在に気が付いてほしくて、いろいろとアホなことをやる幽霊”というのを思いつきまして。落書きしながら構想を練っていたら、幽霊ちゃんが変顔しまくるイメージがパっと浮かんできたので、そこから膨らませていった感じです。最終的には“恥ずかしがり屋”の要素はなくなってしまいました(笑)」

――短編読み切りで第2話まで公開されていますが、続きが気になります。続編の予定はありますか?
「3話以降の構想はあるので形にしたいとは思っているのですが、なかなか描けていません…。『描くぞ!』とエンジンがかかれば一気にやるので、今回ご紹介いただいたことをきっかけになるべく早めにアップしたいです!」

――「うざ絡み幽霊ちゃん」以外にもさまざまな作品も発表されていますが、今後はどのような作品に取り組んでいきたいですか?
「実は、最近『1型糖尿病』という珍しい病気にかかりまして…。ですので、それをテーマに自分の体験も踏まえた作品を描いてみたいと考えています。エンタメに昇華して作品にすることで、ちょっとでもこの病のことを多くの人が知れるきっかけになればいいな、という気持ちがあります」

読者から「かわいいな」「こんな幽霊がいたらいいのに」といった羨望の声が寄せられている「うざ絡み幽霊ちゃん」。彼女のような幽霊なら怖くないし、一人暮らしの寂しさが紛れて悪くはない…のかも?
取材協力:広間月下(@e hiroma_g)