【漫画】親子の会話に違和感…!?結末で伏線を回収する二度読み必至の感動作!「君が振り返らなくても」の言葉の意味とは…?

「手、離していい?」何気ないひと言に見えるが、果たして母の真意は…?

主にSNSで創作活動を行っているチャロス(@Cha_ros)さん。ラブコメをはじめ、シュールな話や切ない話、家族モノなど、さまざまなジャンルの漫画を投稿して人気を集めている。

以前ウォーカープラスで紹介した、有名な都市伝説を令和版にアレンジした漫画 「うしろのメリーさん」 は、「突っ込みどころはあっても結構好き」「これ単行本なってほしいなー」など、本来は怖いはずのメリーさんが愛らしい行動をする内容に、さまざまな反響が寄せられた。


考えさせられる結末の漫画や、妖怪や都市伝説を扱った漫画を得意としているチャロスさんだが、今回はたった4ページと短編ながらも落涙必至の感動作「わたしの天使」という話をお届けする。

「“補助”なんてなくてもチャリくらい乗れる」という息子を支える母だったが…

今作は、7歳の息子を持つ女性が主人公。息子が自転車に乗れるよう、サポートしているシーンから始まる。そして、「初めて出逢ったとき、天使以外の何者でもないと思った」という息子への溢れんばかりの愛情が語られる。

勝手に道路を渡ろうとしたとき、息子を体中の水分がなくなるくらい大泣き“させた“母の想いは…

すぐにぐずり、ご飯を残す息子に「悪魔かも」と思ったという本音も。勝手に道路を渡ろうとしたときは、“大泣き”させて強く抱きしめた…など息子とのさまざまな出来事を思い出しながら、「それでも」すくすく成長している様子を実感する。

息子の未来に思いを馳せていると、突然手から“天使”がすり抜けて…

「将来は野球選手?ユーチューバー?先生?歌手?」と息子の将来へ思いを巡らしていると…。支えていると思っていた息子は、補助輪なしの自転車を漕ぎ進み、先へ…!支えていると思っていたけれど、実はもうとっくにこの手をすり抜け、羽ばたいていたのか…?女性の息子への深い深い愛情、そして息子の母への想いを描いた結末ではすべての伏線が回収され、涙なしには読めない。

「誰かが後ろで支えてるって“想像”してだな…」親の想いはきっと子に届いているはずだ

チャロスさんの漫画はさまざまな受け取り方ができるのも特徴なのだが、漫画を投稿していたTwitterのリプライ欄は、「あれ、目から汗が……」「ダメだ、、、リアルに最近子供がチャリに乗れる様になったから自分とリンクする」「母の愛て偉大なんですね…(´;ω;`)」「最後のセリフでトドメ刺された」など感動したというコメントや、「3ページ目を読み終えたとき2ページ2コマ目がフラグに思ってしまった」「コレって…勝手に道路に出た時にお母さん…」など、この女性の“正体”についての考察などで盛り上がりを見せた。

子育てをしていると「私がいなきゃ」と思ってしまう人も多いはず。でも、子供は1人で歩けるようになり、自分で学校へ行くようになり、連れて行かなくても自分で遊びに行くように…。そんな小さな成長を親は大きな愛で見守っている。

子を持つ人なら一度は感じる「うれしいような、寂しいような」複雑な感情を追体験できたり、偉大過ぎる親の愛を感じられる作品となっている。「育てる」にちょっと疲れたとき、ぜひひと息つきながら読んでみて。まだ「子供」のあなたも、これを読んで親の愛をぜひ感じてほしい。

画像提供:チャロス(@Cha_ros)

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