【漫画】ぬいぐるみで練習⁉新人の奮闘記録!水族館で働く飼育員にとって大切なこととは?
水族館を愛するあまり「水族館が好きすぎて」(KADOKAWA刊)というコミックエッセイを発売した、漫画家・まつおるか (
@matsuorca524
) さんによる連載第10回。すみだ水族館のマゼランペンギンのうぶで濃密な恋愛模様を見守る飼育員にも、新入社員が。飼育員として必要なこととは?

そんなすみだ水族館の飼育員たちは、マゼランペンギンたちを、日々見守り、ちょっと熱すぎる愛情で観察している。その熱量でできたのが「すみだペンギン相関図」だ。本作を監修する飼育員の皆さんが、ペンギンの豆知識を教えてくれた。

「人に伝える」これも飼育員として大切なこと
――ズバリ、飼育員として大切なことって何でしょうか?
「主に私たちは三つのポイントを意識しています。一つはペンギンを“かわいい”と思い愛する気持ち、二つ目はもっと知りたい“ケアしたい”と思う気持ち。最後に“人に伝える”ということも大切。自分たちが知っているだけではなく、お客さまにお伝えして、生き物に興味を持ってもらうことが、飼育員の大事な仕事だと思っています」
――なるほど。思い返せば、小さいころ飼育員さんから、生き物について色々と教わりました。

ペンギンと触れ合うときは力加減がポイント
――ペンギンを見ていると“触れてみたい”と思うのですが、触れるときに何かコツはあるんでしょうか?
「漫画の中で佐藤が奮闘していたように、ペンギンに触れるときは、そのペンギンに合った“抱き方”や“力加減”など、さまざまなことに気を付けなければなりません。なので、まずは、ぬいぐるみで練習をしてから挑んむんです!」

生き物が“好き”という気持ちだけでなく、伝える言葉にも責任を持っている飼育員の皆さん。水族館で聞こえる飼育員さんの言葉に注目したい。

