【漫画】美術鑑賞後にオススメしたい「食べたいもの全部買い」。手の届く範囲の欲はどんどん満たそう

TwitterやInstagramなどで、日雇い漫画など日常の風景を発信している柿ノ種まきこさん( @kakinotane_m )。オフビートでゆるい空気感ながら、なぜか心に残る作風で人気を呼んでいる。自身の恋愛模様を描いた「アラサーが恋をした話」は多くの人から共感が集まった。ウォーカープラスではそんな柿ノ種さんが、日常(主に家事)を通じて感じる、何気ない喜びや驚き、発見を漫画にしてお届けする。題して「アラフォーまきこの『ごゆるり家事』」。

連載第3回となる今回は、美術鑑賞時のお話。鑑賞後にお腹がすいたまきこさん親子がとった行動とは。

第3話P1

第3話P2

第3話P3

第3話P4


――第3回は美術鑑賞にまつわるストーリーでした。美術鑑賞はよくされますか?

「はい、よくします。母がもともと美大生だったこともあり、幼い頃から美術館によく連れて行ってもらっていました。その影響で私も美術大学に進んだので、母と一緒に美術館に行くことは生活の中に馴染んでいることの一つです」

――「食べたいもの全部買い」、やりたい気持ちはありながらなかなかできないと思いますが、実際にやってみるとどんな気持ちですか?

「少量を注文することが店員さんのご迷惑になるのでは…と私もあまりしたことがなかったです。店舗に張り紙で『少量からOK』と書いてあるのを後押しに、いざやってみると店員さんは快く対応してくださり、美味しいものを諦めずにいろいろ食べることができて『もっと早くやればよかった~』となりました。混み合っていない時間帯なら、『食べたいもの全部買い』オススメです。こんなご時世だからこそ、自分の手の届く範囲の欲はどんどん満たしていくのがいいと思います」

――「美術展」と「食べたいもの全部買い」、因果関係はありますか?

「美術鑑賞って実は結構体力使うと思います。美術館って遠いところにあったりするし、建物は広くて歩き回るし、鑑賞には頭をフル回転させて意図を想像したりするので。一つ展示を見終わる頃には結構へとへとになっていたりするんですよね。お腹も減るので、そういった意味では因果関係あるかもしれません」

――セリフもなく淡々と進むストーリーながら、しっかりと心に残る話でした。今回工夫された点などありますか?

「美術鑑賞をしていて、展示の中で一つでも心がときめく作品に出合えると幸せになります。でも、毎回出会えるわけではないんですよね。同じ作品であっても、その時の自分の状況・心境などによって感じ方は変わりますし。今回、絵にときめいて見入ってしまう様子をまきこの表情だけで表現できればと思い、作画しました。ときめいている様子が伝われば嬉しいです」

どこか丁寧な雰囲気も感じる柿ノ種さんの作品。今後もどんな新作を見せてくれるのか楽しみだ。


取材・文=山田孝一

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