よくある電車内の居眠りのはずが…「タイムマシン」「もしかしてシんだ」!?二転三転のハプニング漫画に大笑い
学校へ向かうために乗り込んだ、いつもの電車。ちょっと居眠りしたはずが、玉突きで起こるハプニングの前触れで……。列車内でありがちなことが呼び込ぶ大波乱の思い出を描いた漫画が、「大笑いしちゃった」と爆笑と共感を集めている。

電車内で居眠り、反撃食らって赤っ恥。けれどそれはハプニングの序章!?
自身の思い出をクセの強い絵柄とノンストップな展開でギャグに昇華したコミックエッセイを描き、『へたくそなのに泣くほど笑える!カッラフルなエッッブリデイ』として書籍化もされたむめい(
@mumei10101
)さん。SNSに投稿されるエピソードは毎度読者の注目を集めており、中でも7月に公開された「電車で眠ってたらなんかスゴい事になってた話」は、Twitterでのいいねの数が5万件を超える反響を呼んだ。

専門学校へ向かうため、朝の列車に揺られ居眠りしていたむめいさん。体勢を崩し目が覚めたむめいさんは「乗りすごしてないよな!?」と焦るものの、車内アナウンスによれば降りる駅はまだ先。そこで「まだまだ眠れるな…」と再び目をつぶってしまったのが、波乱の幕開けだった。

むめいさんは隣に座っていたおばあさんの肩にもたれかかってしまい、耐えかねたおばあさんからの怒りのエルボーが首に刺さる。眠気が吹っ飛ぶほどの痛みだけでなく、乗客たちからの視線も刺さり、針のむしろに置かれてしまう。
とは言え、これだけなら通学中の恥ずかしい失敗談で済ませられるもの。駅に到着し、学校に着いたらこの顛末を友達に話そうと切り替えかけたむめいさんだったが、本当のやらかしが発覚するのはここから。見慣れた駅からの風景が、今日に限って何かが違ったのだ。

「もしかしてシんだ…?」理解不能のタイムトラベルに大混乱
朝にしては高すぎる太陽に、「なんか空が変じゃない??」と表情が凍り付いたむめいさん。強烈な違和感を覚えながら、スマホの時計を見ると時刻は12時過ぎ。朝どころかすでに午後になっていた。
そう、寝落ちかけて我に返った時か、はたまたおばあさんの肩を枕にした時かは分からないものの、むめいさんはどこかのタイミングで熟睡に突入。乗っていた列車が折り返し続けるのにも気付くことなく、朝8時から4時間以上もの間、列車の中で眠りこけていたのだ。

しかし、そんなに長い間居眠りしていたとは思いもしなかったむめいさんは大パニック。「JRはいつからタイムマシンになったんや」と、吹き飛んだ時間の理由を探し、「もしかしてシんだ…?」と、死後の世界に行きついたのではという斜め上の結論に至った。
駅のベンチに座りこむむめいさんだったが、そこにバイト先の店長から着信が入る。バイトの休みが重なり、シフトに穴が開いてしまった店長は、血相を変え「頼む!!助けてくれ」とむめいさんにヘルプを要請してきたのだ。すでに学校には大遅刻のむめいさんは、いっそ開き直った様子で「いいですよヒマなんで」と快諾。そして先ほど降りたばかりの列車に再び乗り込み、学校ではなくバイトに向かうのだった。

いつもの通学風景のはずが、トラブルに次ぐトラブルで目的地まで変わってしまった大混乱のエピソード。読者からは「大笑いしちゃった」「久しぶりにこんな爆笑しました」「表現力素晴らしい」と二転三転する展開に大笑い。また、「すっごいデジャブ」「このタイムリープはよくある」「乗った駅と、目が覚めた時に着いた駅が同じだった事が」と、むめいさんと同様に電車内での“時空の乱れ”を体験したという人から共感のコメントも多数寄せられていた。
画像提供:むめい(@mumei10101)